98yメキシコビートルエンジン

P1020029

写真の状態です

50000キロ以前に分解したらしいんですが、開けてみたら全然部品交換出来てませんでした。

ピストントップのスラッジによりノッキングしていた模様です。

このスラッジはピストンリング摩耗によるオイル上がりで、オイル燃焼カスがピストン、燃焼室内に2ミリほどの厚みの(スラッジ)燃えカスになってました。

燃えカスは、燃焼時に赤く燃えてしまいそこが起点となり、点火前に着火してしまい、アクセル開けた時にこれがカラカラ音の上死点前に着火してしまうノッキングになります。

空冷エンジンの寿命は、ノーマル状態で80000キロくらいと思います。

しかし、100000きろ走ってるリダクション付きバスなのに、なぜかいまだにリッタ―12キロ超えで走るそうです。

そんなに改造ということはしてないんですが、細部の精度は上がるような加工はしました。

78yビートルエンジン分解その後

バルブガイド交換、内部部品交換でしたがいろいろありました。

分解の原因は、オイル交換のタイミングの問題でバルブが作動不良を起こしてたことでした。

その後内部他を見てるといろいろ対策がいる模様で細かく作業しました。

バルブが小さいため吸入効率が悪くそのための対策で最小限のポート形状修正、バルブ傘形状変更、ロッカーアーム潤滑効率向上
燃焼室内バルブシート周り形状変更、インテークマニホールド、ヘッド間の合わせ面段付き修正など。

細部の精度を上げれば、80パーセントだったエンジンの潜在能力を100パーセント使い切れれば使う回転時間が減り回転数も減ります。

そうすれば燃費向上にもつながります、バルブ周りの吸気、排気の効率化での完全燃焼も燃費向上につながります。

燃焼室の内部の加工時の段付きなどをきれいにすればかなり効率は上がります。

その一例が、ホンダのインテグラ、シビックタイプRです。

これは工場出荷時のノーマル状態でポート内などの段付き修正加工、研磨作業を、人間の力で(当時は2人だったかな?)が修正してます。

だから高回転、低回転時のロスが減るのです。

最近の車は、ポート内の砂型を細かい粒の砂にして、表面を滑らかにしてます、最近の車ポートはあまり修正する必要はありません、もともと考えられた形状になってます。

こんな感じでいろいろと作業。

完成、テスト走行では60から80キロくらいからは、慣性吸気が発生してる模様でアクセル開度はかなり減ります。

加速時にはアクセルは踏みますが、80キロ安定走行時にはアクセル開度は踏み込み量で1センチくらいでした。

70キロからは加速はかなりいいですが、タイヤの問題で少し安定しないために怖いです。

車はエンジンだけがよくても、ブレーキが悪いと止まらない、ブレーキを巨大化するとボディー剛性がいる、そうなるとやはり全体のバランスがいいのが
良い車かもしれませんね。

t-1ビートル65yレース仕様???やり直し決定。

どうも気に食わないのでフロントまわりやり直しします。

問題は、サスペンションジオメトリーが悪い。

コーナーでのロール時にアーム作動時のせり上がりが想像されるのと、空力的にダウンフォースが最大に得られない模様なので

限界手前まで攻め込んでみようかと思います。

走れないことはないんですが、今の時代に沿わない模様なので、変更です。

ボディーワーク、補機類、燃料タンク取付などの犠牲は出るけどフロントサブフレーム解体です。

フォーミュラー車体屋さんが見ればすぐわかるのでしょうが、この辺は素人なので試行錯誤中です。

せっかくやるなら、ちぎれてクラッシュするまでやってしまおうかと考えを修正しました。

攻めこそ技術。

かなー。。

空冷ビートルの異音事件 4?



原因は、、、、、。

回転と同じくコトコト音。

包丁を裏向きにしてまな板にたたきつけてるくらいの音が、エンジン回転と同調してる感じです。

まな板職人がエンジンの中にいるんだろうか??

原因はヘッドでした。

オイル交換の距離が伸びすぎていたからか?

オイルの性能、質が悪かったものを長期間使用したからか?

前オーナーのオイル管理が悪く、次のオーナーがスラッジ(オイル汚れの黒いかす)剥がれとばっちりを食ったか?

ピストンリングもスラッジ詰まりでダメでした。

原因の核心は、バルブ2本のオイル潤滑不足によりオイルの焼き付きでストロークが制限されていて、

ストロークタイミングまでに戻ってこないことが原因でした。

カムシャフト、リフターなどは摩耗はそれほど激しく摩耗はしてませんが、交換の限度かなー??

過去に同じような事例がありました。

ミニですが、レースで11000回転でシフトチェンジの高回転エンジンの時ですが、

夏の時期のレースの時に決勝中に異音が、そのままリタイヤしましたが、

原因はエキゾーストのバルブシールが原因でしたが、エンジンオイルが熱によりグリスのようになりバルブの動きが悪くなり

完全にロックではありませんが、7ミリほどストロークしたところで上死点、下死点まではストロークしてました。

その上からバルブをハンマーで叩いたら戻ったけど、エンジンかけたらまた同じ症状でした。

バルブにまとわりついていたカスをふき取るとエンジン復活。

その後対策をしてそれ以後はロックの症状はありませんでした。

対策で何をしたかは極秘事項の為非公開です。

10000回転超え始めるといろんなトラブルが出ました。

ベルトが裏がえってるとか、クランクプーリーが割れるとか、オルタネーターステーが割れる、

他多数のトラブルが。

所詮、ミニのエンジンでもこんなトラブルがあるのに、

F1などは18000回転、

このF1の世界はどんなトラブルがあるのだろうか??

やはりエンジン内部ですよ、76yビートル

2年前から言っていたんですがーー

今頃ですか??

ほっといたら進行するので早めにとは言っていたんですが

分解確定ですねー

異音のタイミングの感じからすると、カムシャフトのエキゾーストリフター??

もしや、コンロッドメタル??

違うなー、小刻みな音だからカム関係だろうなーー。

しかし、開けるまで分からない。

置いて帰るから見といてや――と簡単そうに車両を置いていきましたが、

お金かかりますよと言っときましたが、、、、、、

さあどうなることやら。

完全に今年の作業スペースが埋まってしまいました。

薄いビートルステアリング移動2回目

移動はこれで2回目です。

3回目のレイアウト変更により、現在は違う位置にさらに変更してます。

もっと何とかならないものかと考えて、いまだいろんなものが決まってません。

9月からもう12月。

いろいろな部分で、いつ完成形のアイデアが浮かぶんだろうか??

サスペンションは、プッシュロッド式になります。

ショックの取付位置にショックが作動するかが問題になりそうです。

燃料タンクは一体分割式??

そのうちわかります、

衝撃時に燃焼、漏れないように。

まあ、燃えても安全に脱出が出来て、小さな範囲で燃えてくれればいいんですけどね。

インジェクターが、、76yビートル



イグニッションコイルの固定タッピングビスとなんとなくしまっていたねじが落ちて配線が燃えた車両が来ました。

なぜか、エンジン側でショートなのに前にあるヒューズ手前まで焼けている、ヒューズが切れてない。

これは、配線のさし間違いが原因でここまで大きな事になった模様です。

他の部分もいい加減な配線なので今後が心配です。

配線をきちんとしようと思うとどの線がどこにつくかを解明することから始めなくてはいけないのでかなり時間がかかります。

解明だけで長いときは6時間くらいかかります。

車両1台やり直しで大体3日くらいです。

配線のハーネス1本1本からその車に対して引くのでハーネス製作から始めます。

ビートルで7メートルほどです。

回路はどういう風に制御するかで、配線の太さ、長さも変わります。

最近は、ほとんどがマイクロリレー制御にしてるので、基盤にリレーを差し込んでリレーボックス製作から始まります。

時間がかかるし、実際に取付中にやり直す箇所もたまに出ます。

ほとんどが、シガライター増やしてとか、ETC配線出しといてとかです。

今回の焼け焦げ車両は配線自体は使えそうだったので一部のみやり直しにしたんですが、いちお説明でオーナーさんに言ったところ、、、、

やっぱり配線交換しといてーーー、もしかして接触箇所が何年かしたらトラブルが出るかもしれないから。

たしかにその通りだ。

そうかー、、、、

ハーネスに沿わすか、適度にまっすぐ走らせるのがよく見る処理ですが、そんなことは出来ないのでノーマル配線のハーネスチューブ内にあたかもノーマルですという感じで通しました。

これがなかなか通らないんです。40分程度はかかったかな。。

最後のエンジンルームが通りにくく苦労しました。

その後、リレー回路で終了しましたが、なぜコイルが外れて落ちたかが問題なのです。

多分、オーナーさんはお前のねじの締めそこないで取れたんじゃないかという雰囲気でしたが、真相はまだ聞いてないのでそう思ったかはわかりません。

終了してエンジン始動、え??

アイドリングがやたら低い。

おかしい、テスト走行遅い??

冷やして走行、やたら速い。

これもおかしい、が、まあいいか。

終了しましたーの電話。

しかし、気になりさらに、アイドリングとエンジン始動テストとテスト走行、あれ?

遅い、始動時には白煙が出る。

1発死んでる感じ。

電話で、何かがおかしいんですが、何かありませんでした??

オーナーさんは、ことが起きる前にエンジンがなんとなく元気がない感じだったと、その後乗っていたらおかしくなりストップした、さらにセルが回らなかったとのことでした。

しかし、JAFが来たときはエンジンがかかった、その時に焼けてしまった。でした。

なるほど、プラグ見たら3番がおかしい、しかし、点火はしている。

バルブクリアランス点検、クリアランスは空いてるがバルブが開きっぱなしではない。

んーーー、インジェクターか?しかないだろう。

外して、点検。

おまえかーーーー。3番インジェクター死んでました。

しばらくは動けない車両になりました。

前回の日記のアームの写真は欠陥アームの写真です。

欠陥の理由はロワーアームにボールジョイントを使い、入力点の強度不足が原因でロワー後ろ側の補強パネルとボールジョイントが刺さるカラーのつけねが走行中に割れます。

このボールジョイントより先とこのアームを作るためのジグは製作しました。

ジグはかなりの精度が要ります、ジグ製作だけで3日くらいかかります。

このようなものを作るときは経費は掛かりますので、ある程度信用できるアームキットを買うことをお勧めします。

ビートルフロントが大変なことにーーうんてんできなーーーい??

時速25キロが問題です。

運転できないくらいのバイブレーション。

ハンドルが左右に20センチほど行ったり来たり。

手では止められないくらいでした。

さて、原因はなんでしょう??

ブレーキ踏んでも止まらない

ハンドル切っても止まらない

右に切りながらブレーキふむと止まる。

さてこのバイブレーションの原因はなんでしょうかわかりますか??

タイヤはホワイトリボン。

ショックはコイルスプリングが巻いてあるタイプ。(コイルオーバー)

このバイブレーションはトラックでも出ます。

足回りのばね下重量が重い車に出るようですね。

回転している重いタイヤが上下に動く、しかし、回転してるのでジャイロ効果がある。

これを抑えるためにはかなりの力が要ります。

自転車の運転で手放し運転でハンドルがある障害物を乗り越えた際に左右にふらつき続けたことはありませんでしょうか?

これと同じことがばね下重量の重い車や、タイヤ自身にショック吸収効果がない場合に出るようです。

以前にあったのが、ブレーキデイスク、ステアリングダンパだと思い交換したがなおらない。

、ステアリングダンパーはさほど効果はありません。

バイクに関しては実験してないのでわからませんが、車に関してはどの速度領域でもそんなに変わりませんでした。

細かいノイズは少々拾ってくれるようですが体感できる人は少ないでしょう。

ステアリングダンパーつけるくらいなら、キャスター角をつけたほうがこうかはありそうですがねーー。

ということで、ショックを変えてビートルは治りました。

バイブレーションはある条件がそろったらわかりやすく出ますが、大体はわからないうちに出る速度を通過しているのが現状です。

洗濯機がたまにガタガタというが、ほっといたらまわってるのと同じです。

回転バランスはどの回転でも少しのことで出ます。

回転物は精度が命です。

ビートルガソリン噴射事件??


本人が言うには、かなり漏れてるでしょー。

こちらは、漏れてませんの返答。

えーどこー??

左後ろだよ。

見てますけどーー、

あー、にじんでます。

わかりましたーー。

実は、この後に噴射が起きるのでした。

インジェクションなので、燃圧2キロはあります。

確認でいじっていると、わーおーー

漏れてる。

このインジェクターは珍しいタイプ?なのかホースとインジェクターが一体型。

ということは、ホースがだめならインジェクターも交換になるということです。

1本16000円ほどです、×4本=64000円になります。

普通に考えると高いから何とかならないかと言われます。

どうせ言われるからホースを切って、かしめ部分もはずしホースを交換しました。

その時に、インジェクター洗浄(専用液で洗浄)、ノズルの噴射角度点検、他調整など済ましてから車のオーナーさんにどうしますかの電話。

もちろん64000円は何とかならないかでした。

もうインジェクターの作業はしました、使えるようになってますが新品とは違い設計道理に噴射してるかはわかりませんがどうしますか?

ガソリンが漏れなければ以前は走行に支障はなかったからそのままで使ってでした。

意外と皆さん知らないと思いますが、インジジェクター加工屋さんがあります。

内容は、高周波洗浄、内部フィルター交換、ノズルバランス調整、内部部品交換らしいです。

このインジェクターチューニングをレースカーのシビックで試したんですが、高回転エンジン壊れそうなくらい回ってました。

気のせいかもしれませんが、中間加速から高回転がいい感じでした。

専用液での洗浄は自分でもやりますが、以前にw124、300Eベンツで試したら体感的には10馬力くらい上がった感じでした。

やはり、インジェクターノズル内部にはかなりの汚れがあるようでした。

まあ、無事にビートルのインジェクター作業は終了と思っていたら、また問題が出てきました。

後は、他の部分で確認でした。

インジェクター外すと、ホース全体にひび割れ。

65yビートル改修続き、断念???

2週間くらいで完成予定が、なぜかまだ。

切って貼ってで終わるはずが、問題だらけ。

予定では2段階で改修の予定で、初めはボディーから、次は足回りと思っていたら同時にやらなくてはダメになりました。

他の作業もあるしーー、

動かせない状態だからしょうがない。

予定繰上げ、やるかーー。

と、まだ完成せず。

細かいところがいろいろ。

昨日はステアリングコラムシャフトを下車時に折り曲げにできないかと加工してたんですが、

めんどくさいもういいやーと、ストレートシャフトへ。

しかし、車体自身が低いためにクラッシュ時にコラムシャフトがドライバー側に刺さる可能性がある。

じゃー、衝撃時に縮むようにしようかと、流用、加工、シャフトに関してはまあ完成は近いです。

他はまだまだ。

他の作業が優先なので、そのあとに作業を始めるので、いつも22時くらいに作業を終わり、4時間くらいしかこの車体に手を入れてないので
なかなか進みません。

それより、予定外だったので細かな段取りができていなくて考える時間のほうが長くて進まないです。

考えがまとまれば進むんですけどね。

以前に書いた図面では、オリジナルのフロアを優先的に使い、補強という形の考えでしたが、ボディーを外してフロアと分けた時に、

あっ、設計やり直しだ。

問題は、車体の強度を保つフロアのサイド側と真ん中のトンネルとの関連性の強度がないことでした。

メインからサイドに力を伝えるフレームを作らなくてはいけないことからスタートでした。

結果は、メインフロアはこんにゃく状態だったということです。

足回りの改修をしなくてはならなかった理由は、ホイールベースが20センチ近くずれてたことです。

オリジナルにこだわるなら、やり直したほうが早いになりました。

しかし、あまり変更すると車検に適合しなくなるので、陸運事務所との型式の解釈の相談では変わりますが何とかなるでしょ。

まだまだ問題山積みです。

めざせ、鈴鹿フルコース2分30秒。