ビートル、74yガソリンメーターが合わない?

昨日の話ですが、どこかのショップでの作業のようです

確かにセンサー交換だけでは限界はありますね。

症状は、センサー壊れた模様で交換したみたいですが、Rあたりになると針が動かないみたいでした。

原因は、センサーの抵抗とメーター側の作動部品の相性のようです。

確かに、こちらでも時間がかかりすぎで1度は作業をやめようかとも考えました。

ここでやめたら他と同じだ、不可能が可能にならないことと、この方は近所にいる方ではなく100km以上遠方なため考えると不便だろうなとか思うと、壊す勢いで解明することにしました。

根本的にはセンサーのフロート測定範囲と抵抗値がかなり違い、これは1年前を思い出すなあ〜とか考えました。

1年前は、センサーはインド製、センサー範囲を作動させると半分から急に抵抗が変わるのか針が止まらない。

いろいろして6時間くらいは格闘しメーター側も他の物を試したりしてたのですが結局センサーがダメと判断しました。

販売元に電話すると、そんな判例はありません  でした。

交換には応じるでしたが、ロット生産で入荷にもばらつきはないはずなので判例はあるはずだと聞いたのですが、初めて聞きましたと、過去にはありませんでした。

あまりの対応に少しキレました。

確かに、入荷が最近で判例として第1号ならわかりますが、ほかの販売店ではセンサー欠品中とかになってるので、判例が無いはずないだろうと想像しましたが確定事項ではないので、この誠意ある部品屋さんを信じましょうとこの時は考えましたが、販売側にも責任はあるので少々ややこしい質問とお願いをしました。

売る方も責任はあると思います、試してないの返答はダメですね。

ダメな部品を掴まされた方はまた作業をしなくてはならない、誰がこの工賃を負担するのだろうか?

ここがこの業界(舛添方式)のおかしいところです。 (舛添方式とは違法性はないが、やはりおかしいという事です。パナマ方式とも言えます)

食べ物で言えば、腐った物を売るのと同じです、普通は文句言うでしょう、食中毒にもなるし、最近では何件も倒産してますよね。

誠実さが必要です、自信のないものは無いと言えるマイボウズさんとかのやり方は意外と好きですね。

こちらでもワーゲンオーナーさんからは好評です。

今回のセンサーはメーカーはVDOでまともだろうと判断して、タンクの深さ200mmを下限として測定値最大から始めました。

あれ?裏についてる電圧ドロップの固定ネジが緩んでる。

締め込むと、針が動かなくなり分解しました。

構造上プラス電源12vを熱に変える抵抗で5vくらいでしょうか?にドロップします。

他車種では5vと測定したことはありますが、ワーゲンは測定してません。

判断は、測定するまでもなく雑な部品と判断しました。

こんなことよりなぜ針が?のほうが先でした。

分解すると、なんて雑な作りでしょうか、作りはどうでもいいのですがしっかり作動することが基本なので、雑さの修正はそのあとです。

と言いたいのですが、いきなり平端子のカシメが緩んでました、叩き込んでリベットをつぶして接点復活完了

以前は、12v入力側のカシメが緩く、作動しないなどありました。

センサーにはなるべくシャープに反応するように電気を送りたいため、満タンになる方向側にセンサーの内部のスライド部分をずらしていきました。

手動でセンサーとメーターの動きを何度も確認して作動値点を平均化していきます。

注意、センサーのフロートアームは手曲げはしません、まっすぐにします。

センサー自体についてる作動の制限する平板部をまげて作動範囲の200mmを決めます。

この時に注意点は、メーターに対する電源はキーオンから取らないようにしてください。

イグニッションコイルに電源がイキっぱなしになると熱を持つからです。

メータ実験時には、時間がかかるため単体で電源を取って行ってください。

平均値を取り、ハイ(満タン)とロー(ガソリン無し)ポジションをセンサー作動範囲の200mm間で確実に同じ位置に来ることを確認できたら、次はメーターです。

実はメーターにも調整はあります。

ハイとローがあります

メーターの構造は電気が通過すると熱を持ち伸びる金属を使って針を動かしてます。

ということは、、気温でもメーター内のスモール電球の発熱でメーター内部の意温度が上昇すれば、針が示す数値変化します。

構造を理解すれば対処法は考案できます。

まずはセンサーとメーター最大値の針の位置を調整。

メーターの裏に3mmほどの穴があり、ギヤ形状の物がついてます、これを細いマイナスドライバーで調整します

次は最小値です。

これも調整穴があります、写真を参考にしてください

調整は空タンクから始めてください。

タンク内にどれだけを残してゼロとするかが問題です。

いつもはもしものことを考え、ドライバーに対して管理の信用ない人には3リッター位からをゼロにします。

が、このオーナーさんはしっかりしてるので、1リッターからにしました。

針がゼロを示してから10キロくらいしか行動範囲の猶予はありません。

猶予があるのは日本車ぐらいですよ、ヨーロッパは針でゼロは残量もゼロです。

燃料タンクに取り付ける前に確実な測定値に何回も示せば次は実際量測定です

燃料を測定しながら数値を調べていきます

写真のようにできれば完了です

今回は30リッターガソリンがあったので30までは実測できました

これ以上は測定の理由も薄れるので、回数走るうちにオーナーさんもわかるでしょうと考えました。

こんな感じで、完了。

実験もあり5時間くらいでしょうか?

次回は2時間くらいでは出来るでしょう。

しかし、センサーだけではなく、メーターの作動量とセンサーからの電気の量もあるので相性が良ければ正確に測定調整できます。

メータ側も古いので交換をおすすめしたいのですが、一定に作動する材料で作られたものがあれば交換したほうが良いですね。

結論は、部品屋さんは信用できる日本車のようなムラのない部品を売れば信用はされる、そして売り上げも上がる。
でしょうか。

昔で言うと、士農工商です

商人はいかに農民、民から信用されなければいけないという事です。

小さな意見は会社を潰せる、こんな力があるのが数の力ですよねーー、舛添さんー。

ガソリンホースがこんなになる詰まりとは?

久しぶりに更新です

色々と忙しく後回しになってました

最近は仕事がいろいろあり詰まり過ぎで、こんな時代に頼りにされるのは嬉しいのですが、1人では手がまわらなくなってます。

この写真のホースはいぜんにものせたかな?

10年満タン状態のガソリンタンク、ビートルのインジェクションのホースです

配管はそんなにつまりはなくでしたが、ポンプまで詰まってました

ポンプのおかげで、その部分が遮断バルブになったんでしょうね。

配管も全然つまりがないというわけではなく、

汚く例えるなら

口の中を歯磨き粉で磨いてる状態で、うがいもせずに30分ほど磨き続けて、この状態で運悪くくしゃみが出てしまい、洗面所まで間に合わずテレビ画面に吹き出してしまった状態を想像してもらえれば良いでしょ。

あーあー、やってしまったー状態ですね

まあ、工場だっつたのでテレビとはいきませんが、

この車両の見た目は綺麗な配管にエアーを入れてテストしてみたら、もしもの為に縛ってウエスにホースをして縛り付けてたんですが、運悪くなのか?

内部にドロドロのガソリンの液体らしきものがあり、それが突然貫通してしまい、ホースが内部の液体で踊りだし、縛りプレイは嫌だったのか?

工場の入口のドアに発射してしまいました。

かなり臭い。

黒いし、ドロドロでした。

長期保管はガソリンを抜きましょう。

燃料タンク内部の壁面はもちろんカスだらけ

結局、半分に燃料タンクを切断してかすを剥ぎ取り、サンダーにワイヤーカップをつけて磨き、溶解剤で溶かして、溶接でフタしました。

燃料タンクの溶接は難しいです。

幸いにもガソリンが無いので気を使う必要はありませんが、液体タンクの溶接なので巣穴が何箇所かありましたが、1,5メートルくらい溶接しましたが、3箇所ほどでした。

タンクは完全に2分割すると手間がかかるので、コの字に切断しましたので、4面中の1面が無加工なので、失敗の箇所も減りますが、洗浄は大変になります。

これで2台の車両のタンクを復活させました

なぜ交換しないの?と疑問が出ますが

部品があったんですが、肉厚が薄い、モノも悪い。

こんな理由で判断しました

時間の割に手間賃にならない作業ですが、まあいいかーで作業してます

最近は少々難しい仕事が増えてます

皆さん、簡単な車検などお願いします

国産なら1日あればかなり作業でき、その日の夕方には納車できますが、古い車はなぜかそうはいかない。

下調べしていても、バラして見ると、えーーーーーー、ここも??とどんどんスパイラルに落ち込んでいく。

最近では、軽自動車でありますね

みなさん、自分の車は国産車両だから大丈夫と考えて、通すだけでいいよとよく言われるんですが、そんな方に意外なトラブルが出てますね。

最近の車は10年持つのかな??とたまに思います

とくに、下回りのサビがひどい、積雪地域では昔よりもちろんひどいんですが、内陸部の地域でも3年目の車検でフレーム接合部からサビ汁が出てます。

なので、新車購入時にオプションで下回りコートなんてあればやるべきですね。

特に、リア周りは錆びやすいですねーーー

ガソリンタンクセンサー

写真のガソリンタンクセンサーです

症状は、メーターが正確に上がらないです

原因は、センサーの抵抗わいやーの接続部の劣化による接点不良です

対処法はかしめで取り付けられているセンサーワイヤをはんだで接着固定しました

カシメ部で抵抗が出てしまい誤差を起こし正確に計測できないようです

この対処をしてヨシッと思い測定してみるとメータ針が最大まで2mmほど足りずが上がりません

他のセンサーでも上がらないし、アース落としでも針が上がらないため、メーターと判断しました

ガソリン残量も残り5Lを測定してメーターに表示して終了

その後は安心と思ったら、このメーター表示で残り5Lに状況でずれがあったようでガス欠してしまったらしいです

やはりメーター交換ですね

最近のメータの内部だけを使い、表面の針とパネル外側をオリジナルで使えるようにできます

まあ、早く言うと内部の針を制御するモーターのみ新品で外装は古いものを使うことが出来ます

よく言われるのが、ガソリンメーターだけきれいと言われます

車の雰囲気に合わないとかです

これにも内部のみ交換調整で対応可能です

このような加工をしてくださいの依頼は多いのでもう慣れました

このような加工を求めてる方のおかげで成り立っています

難しくややこしい依頼をいつもありがとうございます

今後も勉強して成長していきますので、もっとややこしい事の依頼をお願いします

t-2ガソリンタンク割れ発見

1枚め2枚めは外す前の点検時の写真です

3,4枚目は外した後

ひび割れをはんだで修理してありました

多分、ガソリンタンクなので火気厳禁にビビッてしまっつた作業なのか?、タンクを降ろさずにはんだで穴埋め修理したのか??

はんだでは長持ちしません、こういうところは経年を考えた作業のほうが有利です、その場しのぎの材質では危険です

さらに、オーナーさんはこの割れ目に気が付いてなかったのが一番危険です

ベンツ220ガソリンポンプが

お隣さんに入庫した車ですが何とか方法は?と

実走8万キロでした

ポンプの形状を見ると、国産行けそうだねーと実験がてらと邪魔になるので国産ポンプに変更。

症状は、突然動かなくなった。

ポンプを外してたたいてみても回らない、電源は来てる。

間違いない、確定。

アッセンブリーを外して、ポンプにエアーを送り空転させて、電源送ると、

おーー回ったーー、しかし気を失うように停止。

無理だねー。

動かないならやってみる?

と言うとやろうかー。

レースの政界では常識的にポンプは変えます。

ルールがあるので交換できないクラスもありますが、高回転での燃圧がほしいので、上位入賞車両は何かはしてると思います。

原因は分解する前にわかりましたが、モーターのブラシの摩耗です。

ばらしてみると、縦向きについてるブラシは初めてです。

知ってる範囲では横向き4つのブラシしってますが、これがトラブルの元でしょうね。

摩耗が早いか?電圧が高いか?研究者じゃないので専門知識がないので確定は出来ませんが、速い摩耗が原因ですね。

国産ポンプ、たまたまあったGX90クレスタ18万キロの動いてたけどいちお交換したポンプですが
エンジンかかりました。

取付方法には少し小細工が要ります、ホースがプラスチックの固定方法なのでその形状に合わせなくてはなりません。

だから、ポンプの出口のパイプを切断してホースでジョイントして取付しました。

アッセンブリーに固定するのも少し細工が要ります。

このポンプはアセンブリーでしか出ないようで100000万くらいするらしいです。

しかし、ネットでは8000円くらいでポンプのみがあったようです。

なんでこんなに安いかはポンプのみなので安いと思いますが、品質に何かあると思います。

無いようなら、ベンツとはいえこれが現実の値段なんでしょうねー。

写真ではわかりにくいけどブラシがへってます、

すり減り長さがみじかくなり、モーターに押し付けるスプリングが負けてしまいブラシが当たらないのでしょうね。

そりゃー物理的に押し付けが縦なんてダメに決まってるじゃんーーーと思います。

この辺が1千万円超えするベンツらしいですねー、こんな爆弾抱えていつ止まるかわからないる車なら見栄でしか買わないでしょうねー。

もし買うなら重要な電装品日本製にします。

ビートルガソリン噴射事件??


本人が言うには、かなり漏れてるでしょー。

こちらは、漏れてませんの返答。

えーどこー??

左後ろだよ。

見てますけどーー、

あー、にじんでます。

わかりましたーー。

実は、この後に噴射が起きるのでした。

インジェクションなので、燃圧2キロはあります。

確認でいじっていると、わーおーー

漏れてる。

このインジェクターは珍しいタイプ?なのかホースとインジェクターが一体型。

ということは、ホースがだめならインジェクターも交換になるということです。

1本16000円ほどです、×4本=64000円になります。

普通に考えると高いから何とかならないかと言われます。

どうせ言われるからホースを切って、かしめ部分もはずしホースを交換しました。

その時に、インジェクター洗浄(専用液で洗浄)、ノズルの噴射角度点検、他調整など済ましてから車のオーナーさんにどうしますかの電話。

もちろん64000円は何とかならないかでした。

もうインジェクターの作業はしました、使えるようになってますが新品とは違い設計道理に噴射してるかはわかりませんがどうしますか?

ガソリンが漏れなければ以前は走行に支障はなかったからそのままで使ってでした。

意外と皆さん知らないと思いますが、インジジェクター加工屋さんがあります。

内容は、高周波洗浄、内部フィルター交換、ノズルバランス調整、内部部品交換らしいです。

このインジェクターチューニングをレースカーのシビックで試したんですが、高回転エンジン壊れそうなくらい回ってました。

気のせいかもしれませんが、中間加速から高回転がいい感じでした。

専用液での洗浄は自分でもやりますが、以前にw124、300Eベンツで試したら体感的には10馬力くらい上がった感じでした。

やはり、インジェクターノズル内部にはかなりの汚れがあるようでした。

まあ、無事にビートルのインジェクター作業は終了と思っていたら、また問題が出てきました。

後は、他の部分で確認でした。

インジェクター外すと、ホース全体にひび割れ。