t-1、t-2用よく見たら違う??

P1040072

写真はミッションマウントのフレームに締め付けする部品ですが

洗浄して取り付けしようと思い、何気なくくらべてみたら重さが違う??

えー?

厚みが違う

車体重量の関係か?

製造ロットの問題か??

錆びて全面厚みが薄くなり痩せたか??

目の錯覚なのか??

まー気にしないで、t-2用は厚みがある方、薄い方はt-1と判断して取り付けしましたが、他車で今後確認が必要ですねー。

T-2タンク割れ2 完成版

少々手を抜いた作業ですが要点はしっかり押さえてます

一番の問題点は、しっかり溶接出来てるかどうかです

確認法はガラスマイペットで確認してます

通常はこの作業した場合はタンクの塗料は全部剥がしますが、一部のみの塗料はがし作業と全体の塗装にしました

ここにかける時間と予算を削減すれば他に時間を使えるのでこのような判断をしました

塗装に関しては使えそうだったので、のこってる部分には密着しにくいのでミッチャクロンという商品名の溶剤を塗り上塗り塗装しました

このミッチャクロンはステンレスやアルミ、プラスチックなどにも時間の経過でも剥がれず塗れます

このミッチャクロン万能なんですが吸い込むと少々呼吸に関係してしまいますので注意です

t-2ガソリンタンク割れ発見

1枚め2枚めは外す前の点検時の写真です

3,4枚目は外した後

ひび割れをはんだで修理してありました

多分、ガソリンタンクなので火気厳禁にビビッてしまっつた作業なのか?、タンクを降ろさずにはんだで穴埋め修理したのか??

はんだでは長持ちしません、こういうところは経年を考えた作業のほうが有利です、その場しのぎの材質では危険です

さらに、オーナーさんはこの割れ目に気が付いてなかったのが一番危険です

t-2バス、ストレートアクスル化と他少々

加工作業中の写真です。

ミッションベアリング交換、他、

説明が長くなるので今日は短めにします。

ミッションのスペックは、リングギヤは31T/8Tですので3.87でT-1ミツション、足まわり使用ですが、シングルキャブエンジンでパワーが無いので1速は走りにくいけど、そんなに違和感はないと思います。

先月にやった33t/8tのファイナルのミションに交換でリダクション付きを作業したのですが、例えるなら軽自動車の加速感的な感じです、1200ミッションの4速の次がほしいなーにもう一つついた感じで、この33T/8Tファイナルギヤタイプのミッションにすると、発進時は1速ですが、リダクション付き1200ccミッションで言えば、1速は2速発進と同じようなフィーリングになります。

もちろん踏み込めば加速はします、高速道路重視なのでエンジン低回転でしようが目的です。

燃費の1例ですが33T/8Tミッションで(3.87)リダクション付き1600エンジンでスタッドレスタイヤ状態で11kmから13kmで、夏用タイヤで12kmから14km辺りになるらしいんですが、回転数とアクセルワーク、ギヤチェンジのタイミングなどで変わります。

しかし、中古ミツション使用の為内部の交換部品などはいろいろあります。

特に外れるとバックギヤは欠けてます、これはこの中古ミッションの前運転者がいかにへたくそだったかの証明結果になってます。

この破片がベアリング内に入り込みベアリングの玉の転がる部分に挟まり、表面をぼこぼこにしてしまい、滑らかだったベアリングの転がる面を荒れてる面にしてしまい、異音と偏摩耗の発生原因になりベアリング交換になります。

あと、ミツションのオイル交換の頻度もこれに伴います、オイル交換が管理されてれば欠けたギヤの破片などは外に排出されきれいなオイルで潤滑されます。

目は口ほどに物を言う、部品の状態はこれと同じです、状態でウソはつけません

t-1バッテリーパン張り替えですが、、

錆びすぎで地面が見えてました。

交換しかないのですが結構手間がかかります。

一番簡単に交換できる方法が、穴の上からかぶせて、溶接ですが、臭いもいのにはフタをしろでは問題解決になりませんし、長年持ちません。

張り替えパネルを形に切り取り、その外周をサビてない部分にあてて1ミリ隙間を開けて切り抜きます、そうすればかぶせることなく交換できますが、ジグソーパズルを作るのと同じで、形はピッタリにしなくてはいけません。

1ミリの隙間を開けるために切りながら点溶接していき、錆びてる部分を切り抜きます。

1ミリ隙間に溶接を入れれば、交換パネルとボディ側の使える部分も溶け込みながら溶接できます、錆びがある部分は溶接がはじいてしまうので、高圧電流にして周りを溶かして錆びてる鉄を溶け込んだ鉄に変換して溶接できる部分を作ってから溶接します。

しかし、完成はきれいにできます。

なるべく交換した跡が残らないようにしたいものですよね。

よくあるのが、錆びてうろこ状のさびがたまってる部分は、そのウロコさびを除去しても1か月くらいは乾燥しないので、熱をかけて水分飛ばしますが、それがなかなかうまく溶接できないことが多いです。

技術は常に進歩しなくてはいけませんねー。

t-2バス2速はいらず原因解明

2速に入れるとぎーーーーーーーでした。

今回で3台目です

原因は1速2速シャフトに銅ワッシャーで摩耗しないようにしてるんですが、シフトの衝撃か?年式的に弱いのか?割れてました。

割れて脱落したせいで2速シフト時にギヤが固定できず、スラスト方向へ2mmほどスライドしてしまいシンクロナイザーが2速に2mmぶん入り込まず半クラ状態になりぎーーーーーとかじり音でした

解消方法は、破損して無くなったワッシャー部分に鉄製のワッシャーを作り入れ込むか、とりあえずは焼きの入つたCリングをギヤのワッシャ分ぐらいの外径と厚み2mmはさめばスラストしなくなるので完治するでしょう

このミッションは1200ccか?1500cc用あたりのローレシオのファイナルギヤを持つ年式のミッションに多いかもしれません、まだ1台しか原因確定調査してないので確定事項ではないですが番号的にこのあたりでした。

エンジンは調子悪くても走るが、ミッションだけは走りにくくなるからつらいですね。

年末トラブルパート2、突然t-2クラッチが切れない??

原因は写真のメーカーの6000円くらいで買える安いクラッチカバーです。

リベットの数が少ない部品は折れます。

組み付ける人の策略?それかその時に部品がなかった?

そんなわけないですねー。

始まりは、突然らしかったようですが、内部が折れてるので突然だったんでしょうねー。

その日はJAFは3時間待ちの日でした。

その電話があった時には動かない車を1台レッカーしてもらてる最中でした。

この時は14時に電話して18時手前くらいでした、隊員さんにまさか、このまま続きでレッカー行ける?

やはり順番ですからーー。

このクラッチ割れバスにはJAFレッカー呼んで、こちらからいければ行きますと電話、もしこちらが早く到着して、状態次第でレッカーを断ればいいと言っておきました。

到着は運がいいのか??????????早く到着。

到着前にオーナーさんに現状を確認してもらってたので意外とスムーズに工場まで移動できました。

内容は、クラッチペダル位置、ワイヤー切れ、ワイヤーのミション側でのほつれ。

このオーナーさんは機械がわかる人なので確認が早く適格でした。

この状態なら自走できる判断、乗ってきた車あるから同乗者を帰宅させてから来てねーでバイバイでした。

走行中に3速シンクロスリーブの摩耗が発覚、3速なしシフトで工場まで帰還

クラッチ無での走行法は、停車時に1速入れてエンジン停止、発進時にはセルで1速発進、その後は回転数に合わせてシフトアップ。

ダウンもニュートラルに入れて回転数あげてシンクロのブレーキ回転数調整機能を使いダウン。

難しそうに思えますが、簡単。

ただし、ミッションのシンクロ作用が生きてることです。

シンクロと言う部品は、エンジン動力伝達とミッションのタイヤに伝達の間にあるもう一つのクラッチです。

自転車のギヤがチェーンで変則出来ると同じくすり減りがなければできます。

ギヤチェンジの時にギーと音がするとか、入りにくいギヤはシンクロが死んでるか、ギヤ自身のシンクロテーパー部分の摩耗か、シンクロナイザーと言う部品のかみ合う部分の摩耗、折れ、欠けてる、割れてるがほとんどの原因です。

全部のギヤが入りにくいのはベアリングの摩耗でセンター軸が出てない、ギヤ自身の変形などがあります。

たまにあるのは、メインシャフトのメインベアリングの締め付けゆるみがあります。

症状は、2速が抜ける、ギヤがホールドできないなどは経験ありますが、他にも判断できる症状はあるかもしれません。

クラッチを踏むとゴロゴロと言う音が消えるから、クラッチのレリーズベアリングと考えるのは普通ですが、経験上異音では70パーセントはミッションノーズ部分にあるベアリングが原因です。

判断法は、ミッションオイルを抜くとギラギラしてる、これだと確実にベアリングの可能性にないります。

到着ごもしかしてもあるので、クラッチレリーズフォークの折れも判断してから作業しました。

写真ではわかりにくいですがクラック(ひび割れ)が入ってます。

おすすめは、ラックと言うメーカーの製品です。

固定リベットの数が明らかに違います、多ければ多いほどいいと思いますが、開発者ではないので確定とは言えませんが、良いと思うます。

リベットが6点か9点の違いだったかな?これが大きい差になります。

たまたま近場で自走できるくらいエンジンのかかりがよかったから走れたんですが、これが100キロ遠方だと積載車だと50000円は行きます。

積載車と部品代もかかるしとかなりの出費になるので、何かのついでに交換をお勧めします。

夜中1時くらいまでは携帯なら通じるのでトラブルで困ってたら助言と対応は出来ます。

車以外で、女関係でのトラブルや、夫婦間のトラブルに関しての助言はしませんので電話しないでください。

t-1,77yコンバーチブルのトップ

写真で確認できますが、見るからにややこしそうなボロボロなトップです。

確実に生産当初からの物と思われます

開閉しようとしても生地が硬くて開きませんでした

その為、ガスヒーターを室内に入れて2時間ほど温めたんですが、やっと開いたと思ったら、パキパキっとリアガラスらへんの生地が破れました。

これはどうしようもないなー、しかしオーナーさんからはトップの交換はしないと言われていて、室内の雨漏りとカビの惨状からすると交換しかないと思われます。

しかし、言われた以上は限界まで作業してから無理と言わないとと思い作業しましたが、天井内貼り?になるかはわかりませんが、そこから外さないと何ともならないので外しを開始。

いきなり山場に到達。

止めが釘で止めてました。

くぎ抜きを優先するか?内貼り生地を優先するかで作業が全然違います。

生地を優先して丁寧に外してたんですが、いきなりビリビリ――と破れたのが天井内貼りを天井フレームを通して固定してる生地が経年劣化で腐っていて破れました。

スタート部分の釘とめ部分はまだ10本くらいしか外してないのに中央部分が先に破れ落ちるという事態にその先が見えた気がしました。

やはり生地はパリパリで布なのにプラスチックのように割れる事態でした

そのまま外しは終了。

錆びと生地の麻粉と何かわからない粉じんに新年0時過ぎから激励されました。

t-2.68yステアリングギヤボックス修正後

これが妥協してしまった作業の結果です。

ギヤの回転にはぎこちなさはありませんでした。

自分の基準で合格ラインがあるので、完成として組み付けてテストの段階で誤作動などはありませんでしたが、面の仕上げに関していまいちでだきょうしました。

理由は、削ってみたら気泡があり、それがテーパーピ二オンの回転滑走面でした。

再溶接してきれいにとも考えましたが、この気泡と溶接がオイルの染み出る現象にはじいて穴が出来てる原因があるため、作動時の滑走状態を想像して妥協範囲、予算の範囲と考え妥協しました。

しかし、この気泡ポイントを避けることができるように面だしと、滑走してもあまり手ごたえがなく影響が少ないと実証したので面だしをしました。

ピ二オンは完全に肉盛して旋盤加工に出しました。

ここで問題はピ二オンテーパー角(斜めに削ってある角度)これが浅いとスパイラルギヤに底着きしてしまい、らせん状のスパイラルギヤを滑りません、滑らなければ回転しないのでハンドルが切れません

スパイラルギヤ削りはハンドメイドです、手やすりでゴシゴシ削りました

角度が問題で何回も組み付け、オレンジ色のコウミョウタン(習字の先生が使うオレンジ色の粉)をオイルで溶いて塗り付け当たり面を点検して削りました。

この削りがどこの人も機械でできないと言われしょうがなしでハンドメイドです。

スパイラルギヤの外周から4ミリくらいを滑走していたので、0.??ミリ段が出来れば外周4ミリからずれるのかを考えながら修正。

このスパイラルギヤは材質が柔らかいため、溶接修正の硬さで完成にしました。

ピ二オンのほうは焼き入りしてあり、溶接肉盛では柔らかいはずです。

どれだけの耐久性があるかはわかりませんが、ある程度の硬度があるため合格にしました。

ピ二オンも写真の状態から底着きするので少々加工をしました

内部のベアリングも交換、ベアリングの転がるリングも面が荒れていてある程度は修正しました。

テーパーベアリングは見たことない角度のテーパーベアリングで、鉄の粉をかみこんで面が荒れていたのである程度の修正。

完成後はスムーズに動くようになりました。

しばらく使ってもらい、どれだけ持つかデータがほしいんですが、相当走らないと減らないと思いますが、今後はどうなるのか??

原因はメンテナンスの勘違いと、放置したことにより問題が悪化したことですので、機械物は放置しないようにしてください。

この修理は不可能を可能にしたのでしょうか??

t-2レイト、68yステアリングギヤボックストラブル修理と失敗

かなりきついギヤかけ修理でした。

走行中にはたまにステアリングの回転が硬くなり、えっ??と思うようなハンドリングになりました。

分解結果からすると、ギヤかけの部分と部分が一致するとはまり込むのでしょうねー。

選択肢は2つでした。

中古か、ギヤ歯面を溶接修理か??

しかし、溶接肉盛修正で正規の面が出るのか??

この判断で時間がかかり、部品も並行して探したのですがありません。

どうせ中古でも歯面が荒れていたら無駄金で意味がない。

じゃー、治してみようとのオーナーさんとこちらの判断が一致したので修理することにしました。

このギヤ修理にはいろんなストーリーがありました。

まずは、工場に車体を搬入時にこのギヤがロックしてしまい、置いてあるシビックの牽引フックに当たってしまい、長さ2センチ、2ミリへこみました。

すいません、見た目はわかりにくいんですが、そんなことは言ってはいけないので、自分の失敗には責任です、塗装しました。

慎重になるときほど失敗するんですよねーー。

ばらしてみると、グリスを入れていたらしく、全然潤滑されてませんでした。

ギヤかけした原因はグリスのせいでしょうね。

この部分にはミッションオイルを入れてください。

オイルのメーカーにより、ステアリングの軽さが変わります。

オイルは強度をもとめるならアメリカ産ベースオイルですが、アメリカ産は柔らかい番手でもベースの分子構造が硬いのか??硬いオイルの回りかたしますが、潤滑性はサウジ産辺りに比べると熱とオイルとしての強度はかなり強いです。

とこの写真のギヤボックスの修理が始まりました。

その後はチャレンジと、手工芸的な作業でした。

仕上げは納得してない歯面でしたが次回で。