Dr.ゴルゴ について

2003年に開業したDr.ゴルゴ診療所の代表。 車をいじって24年、ワーゲンは21年、MINI(レースのみ)は 18年、京都のワーゲンフリークの間では何故かゴルゴと呼ばれる。 ポリシーに「妥協しない。不可能を可能にする。」を掲げ、常に最先端に挑戦し続ける。 特にエンジン周りのチューニング・修理を得意とする。 少し神経質で几帳面な性格から、近場であれば往診も請け負い、 修理箇所以外で気になる点があれば、アドバイス&こっそりサービス・・・など、 町医者ならではの対応に人気あり。

バナゴン完成ですが、まだ。

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いろんなものが順番に症状が出るのか、

見て見ぬふりしてたやつがいろいろと。

油圧オートリフターエア抜きがなかなかできず困りました。

オイルをある程度充填したけど抜けるのか?組み付けグリスが密閉しすぎたか?

ある程度の熱を入れたらオイルオートリフターのエアーが突然抜け出した。

しかし、この作業の前にはオイルエレメントのОリングが爆発、オイル2リッターまいてしまった。

原因は、新品部品の初期かじりと摩擦を減らすために20w-50と10w40の混合で油圧をかけてエア抜き他をしようと考えたんですが、
回転時間で20分くらいの時にかけて1分後に3000回転回したら、後ろでプスッ―――と。

確認すると、、あーーーーーーーーーーーーっつ。

そうか、ポンプ容量かーー、メタルも内部部品はほとんど新品だし、クリアランスも狭いしなーー。

柔らかめで対処。

同じ水平対向でも、空冷とは少し違うようです。

現代の水冷エンジンと同じ考え方で良いのかもしれませんねー。

フィルターも外国製のあまり強度がないものなので、いじってあるエンジンではたまにゴムリングが抜けます。

このバナゴンエンジンはかなりスリリングな構造。

安心出来ない構造なので、エンジンからはゴムの劣化次第ではすぐに水漏れがするんでしょうねー。

締め付け精度、部品の面精度、組み付け時の精度。

液体ガスケットの使い方次第では、ウォータージャケットを塞いでしまいオーバーヒート気味になるし、

組み付け次にはウォータージャケットガスケットがずれてきて、ヘッド組み付け時にかみこんだり、しっかりセンターに来ない。

組み付け時には、もしもの少しの液体ガスケットのひっかきの切れ目による水漏れが発生が高いので、2回分くらいのバラシ工賃を覚悟してエア行したほうが良いかもしれません。

時間をかけて慎重に組めば失敗はありません。

このエンジンより、レースに使っていたシビックのB16エンジンや、三菱4G63ミラージュとかの可変機構月のエンジンのほうが簡単に感じました。

とりあえずすべての部品がさびていたり、歪んでいたりなかなか進みませんでした。

1歩進んで3歩下がるでした。

悪い人が乗るバイクにな

りました。

ホンダのカブなのですが、

去年のシートステー、ハンドル加工ににはおとなしそうだったのに

配線が、、、、と入庫してきたバイクの姿は、、悪そうなバイク。。。

になってました。

配線の結線とレイアウトが問題で作動しないようですが、5時間ほど配線図がなく

1本1本調べながら結線していったのですが、

リクエストは、シンプルに、見えないように、でした。

まず、オーナーさんの結線した配線すべて切断から始めました。

間違ってはない部分があったんですが長すぎ、このまま走ると次第に摩耗、ショートが想定されたので切りました。

作業を進めると結果は、、、あれ??ハーネスが前、後ろ違う??

色が似てるんですが、本数と回路が成り立たないことに2時間後にきずいたんですが、

オーナーさんが配線を通したところがややこしそうで、何とかなるからそのまま作業しました。

その後、図面が来たので確認、ほとんどできたので作動確認。

しかし、シンプルにとはなかなかレイアウトできない配線と補機類配置。

今後は結線をもう一度切って更なるシンプル、最短距離の配線にやり直し。

まー、頭の中には完成想像図が出来てるので何とかなるでしょう。

後は無理してるスイッチ類、エンジン系が作動するかの確認ですねー。

不可能を可能にするのスローガンに沿ったバイクになるか?

オーナーさんの理想の悪そうなバイクの形になるかが今後の課題です。

良い子の皆さんはまねしないように。

バナゴンがなかなかすす

みません。

組み付け用グリスが火曜に来る予定が土曜日??

そんなの聞いてないしー。

経験上この部品やさんは重要なときにミスをするので、信用できないので独自に手を打ちましたが、

組み付けグリスは結果として、2つも来ます。

これだけあれば10台くらいエンジン組めるので、皆さんどんどん壊してください。

多分、空冷エンジンだけでいえば、半数はここ3年の夏の暑さでオーバーヒートしてます。

オイル温度120℃超えた場合は国産エンジンでも、オイルスラッジがヘッドにたまり始めるでしょう。

オイル交換は5000キロとか10000キロとかディーラーで言われますが、どのエンジンオイルでも通用する話ではありません。

悪いオイルなら、水冷国産軽自動車のエンジンで2000キロから3000キロまでです。

忘れてはいけないのが、エンジンにいかに負荷と熱をかけたかでオイル交換距離が短くなります。

経験上の個人的な意見ですが、油温は冷却後のエンジンブロックに入る前で60℃くらいで、

ブロックオイルジャケットからメタルの内部の摩耗面に入って70から80℃くらいになるのがベストと思います。

オイルの柔らかさでも多少の変化はありますが、温度的にはこの辺かなーと思います。

こんな状況なので、時間待ちにバナゴンはピストンの角落とし。

ピストン面取り作業は終了してるので後は組み付け待ちですが、

もうないと思うのですが、まだ交換部品不足が出そうで総額が怖いです。

t-1ビートル65yレース仕様???やり直し決定。

どうも気に食わないのでフロントまわりやり直しします。

問題は、サスペンションジオメトリーが悪い。

コーナーでのロール時にアーム作動時のせり上がりが想像されるのと、空力的にダウンフォースが最大に得られない模様なので

限界手前まで攻め込んでみようかと思います。

走れないことはないんですが、今の時代に沿わない模様なので、変更です。

ボディーワーク、補機類、燃料タンク取付などの犠牲は出るけどフロントサブフレーム解体です。

フォーミュラー車体屋さんが見ればすぐわかるのでしょうが、この辺は素人なので試行錯誤中です。

せっかくやるなら、ちぎれてクラッシュするまでやってしまおうかと考えを修正しました。

攻めこそ技術。

かなー。。

少子化を見習おう(魚編)

たまに出てくる我が家の繁殖の星のディスカス一家のその後の生活ですが、

4回目の交尾から2週間ほど、

夫婦ケンカも減ってきて、大量の子供たちも成長してます。

この品種の魚はかなり神経質で、自分の糞や残った餌などは水槽の端っこのほうに寄せて掃除をします。

かたずけなきゃ気になる魚です。

こんな魚のような奥さんだったらかなりきれいな部屋になります。

しかし、神経質という欠点がありそのために気に食わない外敵や、同じ品種の魚でも攻撃します。

以前、鯉1匹と、ディスカス7才と一緒に入れてたんですが、ケンカしまくりで鯉がぼろぼろに。

気分が悪いのか、鯉が寄せたごみを吸い込みバラバラにするからか?

人間なら、こんなケンカばかりする神経質な奥さんならいりません。

しかし、彼らの魚の世界は稚魚や自分を守るためには警戒心や縄張り争いは当然なのでしょうね。

見た目がきれいだから神経質なのか??

しかし、神経質はいりませんねー、あまりにも神経質は息苦しいかも。

こんな魚の一家ですが、順調に成長してます。

もう2週間くらいで親離れらしいです。

空冷ビートルの異音事件 4?



原因は、、、、、。

回転と同じくコトコト音。

包丁を裏向きにしてまな板にたたきつけてるくらいの音が、エンジン回転と同調してる感じです。

まな板職人がエンジンの中にいるんだろうか??

原因はヘッドでした。

オイル交換の距離が伸びすぎていたからか?

オイルの性能、質が悪かったものを長期間使用したからか?

前オーナーのオイル管理が悪く、次のオーナーがスラッジ(オイル汚れの黒いかす)剥がれとばっちりを食ったか?

ピストンリングもスラッジ詰まりでダメでした。

原因の核心は、バルブ2本のオイル潤滑不足によりオイルの焼き付きでストロークが制限されていて、

ストロークタイミングまでに戻ってこないことが原因でした。

カムシャフト、リフターなどは摩耗はそれほど激しく摩耗はしてませんが、交換の限度かなー??

過去に同じような事例がありました。

ミニですが、レースで11000回転でシフトチェンジの高回転エンジンの時ですが、

夏の時期のレースの時に決勝中に異音が、そのままリタイヤしましたが、

原因はエキゾーストのバルブシールが原因でしたが、エンジンオイルが熱によりグリスのようになりバルブの動きが悪くなり

完全にロックではありませんが、7ミリほどストロークしたところで上死点、下死点まではストロークしてました。

その上からバルブをハンマーで叩いたら戻ったけど、エンジンかけたらまた同じ症状でした。

バルブにまとわりついていたカスをふき取るとエンジン復活。

その後対策をしてそれ以後はロックの症状はありませんでした。

対策で何をしたかは極秘事項の為非公開です。

10000回転超え始めるといろんなトラブルが出ました。

ベルトが裏がえってるとか、クランクプーリーが割れるとか、オルタネーターステーが割れる、

他多数のトラブルが。

所詮、ミニのエンジンでもこんなトラブルがあるのに、

F1などは18000回転、

このF1の世界はどんなトラブルがあるのだろうか??

バナゴン4日ほど

作業が中断です。

スラストメタルの発注ミスで中断です。

スラストを見ると調整シムごと編摩耗と摩擦伸びと摩耗穴。

何故だろうか??

誰かがシム調整を間違えたのか・・?

スラストクリアランスは0.07から0.13ミリ、

許容限度は0.15ミリ。

空冷より少し狭い感じです。

水冷だからだろうか??

このような感じで部品代が順調に増えてます。

バナゴン部品意外と高いです。

これでも制限しながら部品注文してるんですが、最終はいくらになるのか??

我々は触媒です。

中でガラガラでした。

この症状は80年代から、90年代くらいの欧州車によくありました。

そんなときは棒でつついてください。

なり硬いので、ストレスをためてる方にはおすすめです。

このやろーくらい言いながら作業するとかなり効果があるかな??とおもいます。

しかし、90年代辺りの車両なら、車検時に排気ガス検査を通過できなくなることがあるので注意してください。

さらに、しかし、裏ワザですが車両法の中に文章と実際の解釈仕方でこれを通過できる方法もあります。

新年になりましたが、


大した話題がないので

毎度に近い内容ですが、

我が家のディスカス夫婦は、相変わらず激しい交尾ですでに4回卵産みました。

あまりにも回数が多いので、購入したおっさんのところに行き聞いてきました。

聞いてみると、

やらせときなさいとのことでした。

6回くらいは産むでしょうとのこと。

現在4回目、卵80個くらいが、稚魚40か?60か??泳いでます。

ここまでは良いんです、いつもここからが問題なのです。

なぜか食べてしまう。

ストレスを感じやすい魚なのできおつけてたんですが、

正月は留守にしてたのに稚魚がいない??

ストレスじゃないじゃん。

もうどうでもいいと思い、置いてあったカバーも外ずし、さかなクンたち常に解放状態。

しかし、なぜか稚魚がもう3日目、本日は稚魚が遊泳してました。

しかし、前々回はこの辺で終了したから、まだ驚きません。

ストレスを我慢しないで、早く稚魚達を食いなさい、と、ガラス越しにつぶやいてやりました。

ディスカス夫婦は、3分に1回はケンカしてましたが、稚魚が泳ぎだしてから回数も減りました。

卵に新鮮な水を当てる役目をどちらが世話をするかのケンカだったようです。

写真でわかりにくいけど、細いゴミか、線のように見えるのが稚魚です。

2012年、なぜか

インカ帝国のおかげで地球が滅亡するつもりでいたのですが、

2013も生きなくてはいけなくなったので2013年もよろしくお願いします。

予言なんて誰かが勝手に言ってるだけで当たったためしがないですねーー。

しかし、滅亡しなかったおかげでお世話になった方にありがとうのあいさつができます。

2012年はかなりの人にお世話になり、守られてきましたことをありがたく思います。

持てる技術を来年も進化させながら、地球滅亡を期待しながら、また来年も作業をしていきますのでよろしくお願いします。

2013年は少々チャレンジをしようかと思います。

さてどうなるのか、いずれ報告いたします。

写真は3回目卵を産んだディスカスです、非常に神経質な魚で稚魚にはなるんですが、親がすぐに食べてしまいます。

難しいです。

この神経質さはいつも来てもらうお客様たちのようで、かなりレベルが高いです。

今度は育てろよ。

不可能を可能にするは来年も存在します。