夜にメーターのチャージランプが付く車両が多いと思います
写真はないのですが、原因は配線にあります。
よくあるのが、ランプが付くからチャージ不良とかで発電関係の部品を変えてませんか??
確かに原因はある車両もあります
よくあるのは、ジェネレータータイプではボルテージレギュレターという電圧コントロールする部分の内部にあるポイント部分が焼けていて、うまく作動してない車があります。
6ボルト車両では特に目立ちます。
オルタネータータイプの車では、オルタネーター内部にあるのですがこれの内部の部品が壊れて発電しません。
初期不良の部品もありました。
症状はチャージランプがうっつすら点灯するです。
確認方法は、チャージランプに別から電源を送りエンジンがきれない症状になります。
これは経験上ワーゲンだけではありませんでした
ここで、切れないからどうしよう?になります。
ヘッドライトを付けるか、ブレーキを踏んでください、残留電流を消費するとエンジンは切れます。
原因はオルタネーターのレギュレターのチャージランプに電源が供給されていて、発電したままになりイグニッションキーを切っても別から電源供給されていて切れません。
イグニッションランプのプラス電源をカットしないと電源が切れないのでエンジンは止まりません。
何台かこんな車両がありました。
対策は、オルタネーターのチャージランプの配線にダイオードを噛ませて、電流が逆流しないようにすれば解決します。
原因は新品のオルタネータなんですけどねー。
さらに、70年代ビートル系であるのですが、イグニッションキーからイグニッション電源がヒューズボックスに供給されてるんですが、ここの配線に設計段階でのミスがあります。
通常ならすべてのイグニッション電源はヒューズ後に供給が本来の回路と思います
しかし、なぜかメーターランプにはキーボックスからイグニッション電源がヒューズ前から供給されてます。
それも配線は綺麗にカシメがされていて、出荷状態と確認できました
なぜ??
確かに電源としては正解に見えますが、メーターがショートしたらヒューズは切れません。
前部衝突時にはこの部分はトラックのバンパーあたりに来ます、メーターからの配線でショートすれば配線焼けは確実でしょう。
こんな配線なんでだろうか?としばらく考えました。
発覚したのはイグニッション電源にHIDヘッドライトを付けた時に電圧の脈動を拾ってしまいうまく光らないというのがあり、電源をリレー化して別にした時に、これが原因でエンジンが切れない車両がありました。
このメーターのチャージランプに供給されてる配線を、ヒューズ後から引き直したら夜間にうっすららランプ点灯が解消されました。
原因はヒューズへ電源がメーターを通過して逆流してしまい、メーターへの電圧が下がり、ランプのアースになってしまいうっすら点灯というのが原因です。
たまにあるのが、これも70年代ビートルにありますが、ブレーキ踏むとウインカーランプも光る?です
これはアース不良です、フェンダーのエンジン側に平端子があるのですが、そこが雨で錆びてしまい接触不良になり起こります。
もちろん電球側のアース部分もきちんとしてないとなります
他にも原因がありますが、電気回路を理解してない人がリレーを取り付けした時や、カーステレオ取り付け時に起きてますねー。
カーステレオにノイズや、ブレーキ踏んだらカーステの電源が落ちるなど
、電源の回路に問題があります。
このトラブルの原因は電気を2回戻してることです
例えるなら、流しそうめんを下で受けて、もう一度上から流し直し2回目で食べる感じでしょうか?この時に電気的な変化が生じてるようです。
イグニッション供給電源をきちんとリレー化してやれば解消できます
解消できなかったHIDヘッドライトでのトラブルがあるのですが、次回で。