以前からの知り合いで九州からわざわざありがとうございますですが、なかなか男前な仕様で来ました
現在積んであるエンジンは使えてますが、2000年にチューニングしたエンジンを使えるならと持ってきてもらったんですが、放置状態に問題がありシリンダーはサビサビになっていて、残念ですがシリンダーホーニングだけでは厳しそうですね。
使用状態でも2,3番のガスケットが抜けていて、まあまあ飛ばしてるねーという証拠になってました。
加工も過去に自分でしたので、分解してると以前はこんなにしてたのかーと今はこんなことはしないよ、もっと簡単に効率が上げれるのになーとおもいながらぶんかいでした。
シリンダーヘッドの完成形の図面は2001年には完成してたので、この1年後でした。
1年差で効率がかなり良いエンジンが出来てるとは、技術も実際での実験証明と時間との勝負なのでこれもしょうがないですね。
この違いとは、ポートの角度が違うだけなんですけどね。
ポート角度の違いで充填効率が変わり、ある程度回転した段階での慣性吸気の効率がかなり変わったので、加速が違うし燃費も違うでしょうね。
エンジンだけ良くても車体がしっかりついてこないと運転しにくくはねる車になり、止まらない、走りにくいとなるので、ストロークの確保がストリートでは重要でしょうね。
しかし、目指すのは、街中では爪を隠したミニで、サーキットなどでは爪を隠さない走りができる車両というのが目標なんですが、これは既にほかの車両で可能にしてます。
エンジン内部がサビた原因は、エンジンは止めた状態で放置するとシリンダーが鉄の車では必ず錆びます。
もちろん水分が原因なんですが、たまにクランクシャフトは回転させないと油分の問題でシリンダー壁面が錆びます
この状態でクランクを回転させると、ピストン、ピストンリングがさびで摩耗してしまい、ここから偏摩耗が始まり圧縮が抜けてしまいます。
放置するなら、プラグホールからたまにオイル成分を入れてやり、クランクを回転させてオイル分を塗ることが重要です。
ブレーキなども同じことです。
ブレーキパッドや、シューの部分のデイスクやドラム部分は錆びます。
パッドやシューの当たり面が主に錆びてます。
ブレーキ踏んでサビが落ちたように見えても細かく見るとデイスクや、ドラムの表面にはサビの細かい穴があいていて、この穴が摩擦の変化を起こしてしまい変形の原因になります。
これは国産車でも同じです。
放置するときはサイドブレーキは引かないように止めてください。
しかし、九州からわざわざありがとうございます、完成は順番がありますのでもう少し先ですねー。
少々??お待ちください。