バス専門ではありませんが、バスばかり。。。
見てる範囲では、やはりバスのほうが修復箇所が多いですね。
なぜかは、やはり車体が重いのと、ボディーのロールが多いからでしょうね。
ロールとはねじれなんですが、はしごの上に箱が乗っかってるだけだからやはりねじれる、そのはしごも強度がない、箱も強度がない、だから、この結果が、観音ドアの反対側のボディーパネルの塗料割れや、パテ割れです。
コーナや、マンホール乗り越え時などの衝撃でロールして、その力が逃げ場を失いドアが開いてしまうとか、運転席後ろの窓のゴムが浮いてしまい雨漏り、フロントウインドゥの雨漏りなどなどがあります。
特に、フロントのバルクヘッド(隔壁)がないため、力が逃げてしまうのと、踏ん張れない、ウォークスルーなんかは特にロールするでしょうね。
現在の車では、前にエンジン、フロント駆動、リア駆動、四輪駆動、たまに四輪駆動などなどがありますが、エンジンの後ろには、車体番号が刻印された鉄板があり、これが隔壁です、後ろにもあり、リアバルクヘッドとなります。
大きな箱の中に仕切りをつけるとねじれなくなりますが、ポキリと折れますが、仕切りありとなしではぜんぜん違います、1度実験してみてください。
てな感じでバスにはないためフロントの足周り、特にフロントハブ(スピンドル)のキングピン方向には力がかかり、さらに悪条件の使用、グリス切れ、経年劣化、設計ミスなどがあり、力がかかる方向になっていて良く磨耗します。
昔ではフロントのトーションバーを抜いて下げる(これはしてはいけません、車重に対して考えてから作業です)と言う強引な方法がありそれをしてる車のアームの支点ブッシュは変な方向に磨耗します、バランスよく抜いてればいいんですが、厚みが違う奴を組み合わせて組むと、ねじれの時に変な方向にねじれます、そして、変磨耗、さらに、ハブの取り付け点などに無理がかかり磨耗があります。
車高下げる時は、下げた時(接地状態)のキングピン角度を測定してから、トーションビームーの取り付け角度の計算をしてキャスター角決めてから下げるのがいいと思います。
キャスター角をつけると、バスならコーナーでフェンダーすらなくなります、ビートルにもいえます、すべての車にも言えます。