ガソリンホースがこんなになる詰まりとは?

久しぶりに更新です

色々と忙しく後回しになってました

最近は仕事がいろいろあり詰まり過ぎで、こんな時代に頼りにされるのは嬉しいのですが、1人では手がまわらなくなってます。

この写真のホースはいぜんにものせたかな?

10年満タン状態のガソリンタンク、ビートルのインジェクションのホースです

配管はそんなにつまりはなくでしたが、ポンプまで詰まってました

ポンプのおかげで、その部分が遮断バルブになったんでしょうね。

配管も全然つまりがないというわけではなく、

汚く例えるなら

口の中を歯磨き粉で磨いてる状態で、うがいもせずに30分ほど磨き続けて、この状態で運悪くくしゃみが出てしまい、洗面所まで間に合わずテレビ画面に吹き出してしまった状態を想像してもらえれば良いでしょ。

あーあー、やってしまったー状態ですね

まあ、工場だっつたのでテレビとはいきませんが、

この車両の見た目は綺麗な配管にエアーを入れてテストしてみたら、もしもの為に縛ってウエスにホースをして縛り付けてたんですが、運悪くなのか?

内部にドロドロのガソリンの液体らしきものがあり、それが突然貫通してしまい、ホースが内部の液体で踊りだし、縛りプレイは嫌だったのか?

工場の入口のドアに発射してしまいました。

かなり臭い。

黒いし、ドロドロでした。

長期保管はガソリンを抜きましょう。

燃料タンク内部の壁面はもちろんカスだらけ

結局、半分に燃料タンクを切断してかすを剥ぎ取り、サンダーにワイヤーカップをつけて磨き、溶解剤で溶かして、溶接でフタしました。

燃料タンクの溶接は難しいです。

幸いにもガソリンが無いので気を使う必要はありませんが、液体タンクの溶接なので巣穴が何箇所かありましたが、1,5メートルくらい溶接しましたが、3箇所ほどでした。

タンクは完全に2分割すると手間がかかるので、コの字に切断しましたので、4面中の1面が無加工なので、失敗の箇所も減りますが、洗浄は大変になります。

これで2台の車両のタンクを復活させました

なぜ交換しないの?と疑問が出ますが

部品があったんですが、肉厚が薄い、モノも悪い。

こんな理由で判断しました

時間の割に手間賃にならない作業ですが、まあいいかーで作業してます

最近は少々難しい仕事が増えてます

皆さん、簡単な車検などお願いします

国産なら1日あればかなり作業でき、その日の夕方には納車できますが、古い車はなぜかそうはいかない。

下調べしていても、バラして見ると、えーーーーーー、ここも??とどんどんスパイラルに落ち込んでいく。

最近では、軽自動車でありますね

みなさん、自分の車は国産車両だから大丈夫と考えて、通すだけでいいよとよく言われるんですが、そんな方に意外なトラブルが出てますね。

最近の車は10年持つのかな??とたまに思います

とくに、下回りのサビがひどい、積雪地域では昔よりもちろんひどいんですが、内陸部の地域でも3年目の車検でフレーム接合部からサビ汁が出てます。

なので、新車購入時にオプションで下回りコートなんてあればやるべきですね。

特に、リア周りは錆びやすいですねーーー