Dr.ゴルゴ について

2003年に開業したDr.ゴルゴ診療所の代表。 車をいじって24年、ワーゲンは21年、MINI(レースのみ)は 18年、京都のワーゲンフリークの間では何故かゴルゴと呼ばれる。 ポリシーに「妥協しない。不可能を可能にする。」を掲げ、常に最先端に挑戦し続ける。 特にエンジン周りのチューニング・修理を得意とする。 少し神経質で几帳面な性格から、近場であれば往診も請け負い、 修理箇所以外で気になる点があれば、アドバイス&こっそりサービス・・・など、 町医者ならではの対応に人気あり。

最近はバスばかり

バス専門ではありませんが、バスばかり。。。

見てる範囲では、やはりバスのほうが修復箇所が多いですね。

なぜかは、やはり車体が重いのと、ボディーのロールが多いからでしょうね。

ロールとはねじれなんですが、はしごの上に箱が乗っかってるだけだからやはりねじれる、そのはしごも強度がない、箱も強度がない、だから、この結果が、観音ドアの反対側のボディーパネルの塗料割れや、パテ割れです。

コーナや、マンホール乗り越え時などの衝撃でロールして、その力が逃げ場を失いドアが開いてしまうとか、運転席後ろの窓のゴムが浮いてしまい雨漏り、フロントウインドゥの雨漏りなどなどがあります。

特に、フロントのバルクヘッド(隔壁)がないため、力が逃げてしまうのと、踏ん張れない、ウォークスルーなんかは特にロールするでしょうね。

現在の車では、前にエンジン、フロント駆動、リア駆動、四輪駆動、たまに四輪駆動などなどがありますが、エンジンの後ろには、車体番号が刻印された鉄板があり、これが隔壁です、後ろにもあり、リアバルクヘッドとなります。

大きな箱の中に仕切りをつけるとねじれなくなりますが、ポキリと折れますが、仕切りありとなしではぜんぜん違います、1度実験してみてください。

てな感じでバスにはないためフロントの足周り、特にフロントハブ(スピンドル)のキングピン方向には力がかかり、さらに悪条件の使用、グリス切れ、経年劣化、設計ミスなどがあり、力がかかる方向になっていて良く磨耗します。

昔ではフロントのトーションバーを抜いて下げる(これはしてはいけません、車重に対して考えてから作業です)と言う強引な方法がありそれをしてる車のアームの支点ブッシュは変な方向に磨耗します、バランスよく抜いてればいいんですが、厚みが違う奴を組み合わせて組むと、ねじれの時に変な方向にねじれます、そして、変磨耗、さらに、ハブの取り付け点などに無理がかかり磨耗があります。

車高下げる時は、下げた時(接地状態)のキングピン角度を測定してから、トーションビームーの取り付け角度の計算をしてキャスター角決めてから下げるのがいいと思います。

キャスター角をつけると、バスならコーナーでフェンダーすらなくなります、ビートルにもいえます、すべての車にも言えます。

久しぶりににっきーです

皆さんお久しぶりでございます。

5月病なのか?最近ぜんぜんカキコしてませんでした。

まあ、あんまりネタがないと言えばそれまで、忙しいと言ってしまえばそれまで、京様からの何か書けー声で少ないネタを小出ししていきます。

最近ではなぜかバスばかりです。

ポルシェもいじりたいなーーなんて思いながらワーゲンばかりしてます。

明日はワーゲンでもポロ(6ahns)です。

ドアキーでロックが出来ない?の修理ですが、どうせキーロックのスイッチのリンケージシャフトの折れでしょう。

まあ作業時間は20分くらいですかね。。

最近では久しぶりに眠っていたバスのフロアーアンダーパネル、サイドメンバー、フロントメンバー交換、補強作業を始めました。

いい補強アイデアが浮かんだのと、たまってた仕事がさばけてきたことですかね。

一生物にしたいと言われたら、やはり手を抜けない。
ある人が言っていましたが、車に魂を入れなくては国産と同じ足にしかならない、やはり、車とは言えど家族の一員になってほしいと思いながらわがままな車を素直でわがままな車に仕上げています。

やはり時代は変わってるので、設計や材質もよくなっている、だから良いところをうまく利用していい車にと考えながら作業なんですが、そんなに甘くないのが現実、錆びすぎーーとか、後を考えない作業をしたお店のとばっちりを食らったり、予算不足で出来なかったところが悪化した部分の改修など難しいです。

が、不可能を可能にするのが仕事なので、想像出来るものは形になります。

レースカーを走らせてる強みですかね。芸が細かいと言うか、、。

まあこんな感じで最近は仕事してます。

鈴鹿第2戦終了結果

結果は最下位です。

予選21台中20位、決勝21台中21位。

今回は腕は何とかいいところまで来ましたが、まだまだですが、問題は車体です、やっと車体が悪いと言えるくらいまでの腕になりました。

初めから問題があったショックアブソーバー、前回からなんですが逆バンクからショートカットまでのコーナーでリアのハンチング(アブソーバがショックを吸収しきれない状態)が距離で言うと1メートルくらい弾む感じですひどすぎて攻め込めない。

さらにキャンバーをつける加工をしてないので、フロントはちょーどアンダーで、ハンドル陀角が120度くらい切らなくては最終コーナーを曲がれない状態なのでアンダーだからハンドルを切る、それが悪循環、タイヤが発熱して垂れる状態。

しかし、車に操られるのではなく、車を操る状態に逆転しました。

次回は7月22日西コース開催、それまでに他の車両と同じくらいのレベルになれるように部品変更、エンジン変更をしなくてはならないなーと考え中です。

先はまだまだ遠い。。

シビックまにあいました。。

金曜エンジン完成、車体はクラッシュしたのでアライメント測定、リア1ミリのずれ、車体はそんなにずれてなかったから大丈夫そうです。

4日、5日はおばあちゃんが他界し葬儀のためいません、よろしくお願いします。

おばあちゃんにもう一度会いたかったです、みなさんも後悔のないように、思い立ったら速行動ですよ。

後悔ある人生はつまらないです。

07.3/11鈴鹿クラブマン結果

11日にクラブマンレース1戦目に参加しました。

予選24台中、20位と去年の定位置に終わり、鈴鹿はそんなに甘くないてな感じでした。

少しだけは進歩したのがタイムが安定して出てる事と、コーナーでは他の車に追いつけるようになった事です。

しかし、相変わらずは、ストレートが遅いエンジンが回らない事です。

原因はマフラーが太すぎるんだと思います、やはりこの辺がデータ不足です、悪いと分かっていても、仕事と両立してると作業が出来ないのが現状です。

今回はショックアブソーバーに4センチのストローク制限とスプリングにプレロードをかけて走ってみました、結果は、良好、安定してました。

ほとんどストロークはありませんというか必要ないようです。

決勝ではスタートで2台抜いたのかな??S字でインを着いたら、アウト側にいた車両と接触してしまい、アウト側の車はさらに外側の車と絡んでしまったらしくホイルが割れてリタイヤしたそうです。

まあレースのバトルなのでしょうがないけど、その接触した車のドライバーさんは唯一いろいろ教えてくれる方でして、その方と絡んでしまっていたのでした。

黒田さんすいません、黒田さんの車とは分かりませんでした。。

レースなのでしょうがないけど、たまに、あてて抜いていく人もいます、そんな人は、ヤクザみたいな見た目の協議長に呼び出しです(開催クラブにより協議長は変わりますが)スポーツなので卑怯な事はしてはいけないんですけどね。

とりあえず、車載カメラを見てごめんなさいでした。

そして、S字で右リアを当てられてショートカットに向かいオープニングラップでは10位か8位くらいまで上がってましたが、ここで、神の声が。。。

お前にこの順位ははまだ早い、とりあえずリタイヤしなさいと、その瞬間、白煙の嵐。

あーやってしまった。

ミスシフト。

回らないエンジンを思いっきり回してたせいか、あせったのか、珍しくミスシフトの回避に失敗3速から2速に、、、普通なら4速です、なぜか2速。

タコメーターは一瞬で1周、ガラガラーーー。

終わりました。

という感じで、エンジンブロー、ピストンに穴が開いていて、そこには、オーバーレブで折れたEXバルブが刺さってました。

その時点でエンジンは使えない塊になってしまいました。

まあ最近は、鉄もアルミも高いからなーー、少しは金になるかなという状態で、エンジンはまた作りなおしです。

次戦は4月8日、多分間に合わないでしょう。

しかしできるだけのことはしてみるつもりです、目標に向かい諦めない。

しかし、仕事との両立は難しいーーー、時間はお金で買えませんからねー。

時は金なり。。。。。

こんな事してます

メールでこんな依頼がありました。

写真の物を作ってくださいと。。

んーー出来ない事無いけど、写真では実寸が分からないなー。

しかし、写真にハンドルが写っていたので、ちょうど同じハンドルが着いた車体があったので、もしかしたらリングも着いてるかなー?と思い見るとプラスチックだった。

しょうがないのでハンドルの寸法から縮尺を計算、図面を引き、図面を持って旋盤やさんへ。

完成してきて、使用時のシュミレーションしていたら、完全に傷がつくわけではないけど、内側のリングの高さと外リングとのクリアランスが少し広い、図面修正、また旋盤やさんへ。

旋盤やさんが写真を見て、ハンドルが着くシャフトの径少し細いんじゃない?

あーホントだ、また修正。

てな感じで写真から物を作ってみました。。

一人の歴史が終わりました

13日1時45分、バグバグの代表菅原さんが亡くなりました。

長い間の痛みからやっと解放されました。

菅原さんにはいろんなことを教えてもらい、彼なしでは今の高木はありませんでした。

vw業界にとっては大きな痛手となりますが、他の世界旅立った今ではそこでも変わった事をしてほしいと思います。

彼の功績、人柄は多くのvw乗りが実感してると思います。

今度は彼に違う世界でもがんばれと応援してください。

今日はこの事を聞いてからずっと気持ちが落ち着かず何も手に着きませんでした。

夜に、この事を聞きつけ工場まで来てくれた方がいて、話してるうちに気が楽になりました、ありがとう。

電話してくれた人もありがとうです。

菅原さんのお通夜、葬儀に関しては、バグバグホームページだご確認ください。www.vvvwww.com/bagubagu

出棺の関しては、キャデラックではなく、えーーなんと、vwバスで行うらしいです、まあ菅原さんらしくていいですね。

棺桶が入るか検討中だそうです。

是非走ってほしいです。

涙ではなく、拍手で彼の出発を見送りたいです。