ある方から電話があり、その内容はサックスのある部分が小さいから何とかならないかとの事、分野外なので部品名とか言われても分けが分からないので一度見せてと言い切りました。
それを見せてもらうと、やはり楽器のサックスでした。
口をつけて吹くところから180度くらい曲がった部分の部品をいい音が出る60年代の物を使いたいから何とかならない??楽器屋さんは小さい部分だけを切って大きいサイズのパイプをを溶接しか出来ないといわれたらしくそれで何とか出来ないかなーと本人は言ってました。
んんんんんーーーーーーーん、出来ない事ないけど、、、はめあい精度を測定してみると0.2ミリ本体側が小さい。
リーマーで削ってもいいが失敗したらどうしようかと思い手作業で測定しながら削ることににしました。
もしもと思いいちお値段聞いてみるとその交換する曲がったところより下の部分が50万くらいらしい、楽器は高いと聴いてたけどやはりそうか。。
そのプレッシャーを感じながら少しずつ削り、不可能を可能にしなくてはと集中しながら作業。。。
やはり、60年代のレア物は歪んでいて寸法は正確ではなく、さらにレア物のほうはいじらないでほしいと注文があり少し作業は難航。
しかし、やはり歪んでるレア物部分が完成の邪魔をしていて、歪んでいる部分はサンドペーパで少し削りました。
完成したときには外は暗かった、とは言え始めた時間も遅かった、3時間くらいかな???
完成して本人はうれしそうに帰りました。