Dr.ゴルゴ について

2003年に開業したDr.ゴルゴ診療所の代表。 車をいじって24年、ワーゲンは21年、MINI(レースのみ)は 18年、京都のワーゲンフリークの間では何故かゴルゴと呼ばれる。 ポリシーに「妥協しない。不可能を可能にする。」を掲げ、常に最先端に挑戦し続ける。 特にエンジン周りのチューニング・修理を得意とする。 少し神経質で几帳面な性格から、近場であれば往診も請け負い、 修理箇所以外で気になる点があれば、アドバイス&こっそりサービス・・・など、 町医者ならではの対応に人気あり。

やっと出来たぱーと2

12月19日から作業していたジーンバーグ5速の交換がやっと終わりました。

以前にビートルに付けた事あるんですがバスは初めて。

さらに、低い所では6センチ高いところでも8センチくらい。

マウント取り付け位置はそれ以上下方には下げれせない、この時点で3種類試したワーゲン用マウントは却下、取り付けマウント力が集中してしまう設計なのでも設計しなおし。

ワーゲン用ではない為日本車のマウントで行く事にしました、これが探すのが大変でいろいろ聞いてやっと発見、しかしそれでもまだ大きい。

しょうがないのでマウントの無駄肉を熱が入らないように切断、それも仮り組したミッションにあわせながら位置あわせ。

作業も時間かかったけど、考えてる方の時間がかなり長かったです、考えすぎで何回か夢の中で考えてました。

誰がいじっても作業できて、簡単と言うのが頭にあったので何回も脱着作業のシュミレーションや、それ以外では仮組や、位置あわせの脱着などで40回以上ははミッションの脱着。

削り作業ではあまりに脱着作業が多くジャッキ使わずに人力で積んでました。

アライメントやタイヤの左右の方向測定もレースカー並みのレベルでしないと合わないし、いろんなことで時間かかりました。

他にも、ステアリングのギヤボックス取り付け位置上げ加工がしてあったんですがその作業がいい加減で補強も無く、その作業の補強作業もついでに作業、その作業もあまり考えてないのかペダルが抜けない状態で取り付けてありそれも対策。

このオーナの方の車はなぜかよく失敗してしまう、過去にビートルも失敗してしまい、失敗はしないぞと気を使ってたんですが自分以外の人がボディーに長さ2センチ2ミリ幅ほどの擦り傷がついてしまい謝りましたがやはり相性悪いのかと思ってしまった。

なんかいろいろ苦労したけど出来た時はとてもうれしいーー。

何でもかかってこいーーー。

でも、時間かかった割りにはあまり高く出来ないんですよねー。

まあー、本人が楽しんで乗ってくれたらいいかなーなんて考えてます。

軽く仕返し1号。

12月13日から悩みに悩んだ光岡mc-1がやっと完成。

はっきり言って単なる原付エンジンにデフをつけて4輪にしただけな単純な車なんですが、これがまた乗ると面白い、6メートル道路の直角コーナーでは40キロか38キロで曲がれます、フロントよりリアが先に限界が出ます、よく出来てます。

エンジンは2サイクルホンダスーパーディオエンジンベースなんですが、ディオとはいろんな物が違うんです。

ミッションは三岡製です。

ここに設計ミスがあったのかも、トラブルはエンジンブローですが、オイルポンプの駆動ジョイントが壊れてポンプが回らずブローと言う始末でした。

しょうがないのでボアアップ、しかしこれがトラブルの元に、、、。

傷が深く、どうせやるならと18ccあげたんですが、エアークリーナーの吸入量が変化しすぎてフンズマリ状態、さらにポート研磨したんですがこれもまた原因の要素、変化しすぎでした、かなりのいろんなデーターで形状を考えた設計のようでした。

これらの事で散々悩み、実験して、いろいろ聞いて21日に完成、さっさと出しました、作業内容を考えるとかなりに額ですか、まあしょうがないので少しの仕返しにしてやりました。

まあ、ご機嫌よくトラブルが無ければいいんですけどね。

2008もよろしくお願いします。

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

しかし、車屋さんが今年もよろしくと言うとどんどん壊れてくださいに聞こえませんか??

まあいいか、2008年もよろしくお願いします。

本年も理念は変わりません、オーナーさんの夢を叶える、オーナーさんの無茶なリクエストを現実にする、不可能を可能にするです。

こちらも楽しんでやっているのでどんどん無茶どうぞ。

しかし、たまにかなりの無理があることを言われますがそんなオーナーにはそのうち請求書で仕返ししてやります。。。

2008年の鈴鹿クラブマンレースでのシビックでのレース計画は
去年で終わる予定をしてましたが、いろいろと条件が変わり、今年も参戦です。

しかし、去年ほど出れるかは分かりませんが、このままでは終われないが正直なところです。

2008年も応援、スポンサーよろしくおねがいします。

スキーに行って来ました。。

17日に岐阜県の白鳥に行って来ました。

新雪が80センチあり、ストックが80センチ刺さってしまうくらいの柔らかさ。

一緒に行った方は、10年ほどのブランクがあるおっさんで、どうせへたくそだろうと思ったら意外だった。

あー、滑れてる。

ということで、おっさん2人で滑りました。

途中、休憩ご飯中が終わり、少し軽量化しようと便所に行くと、あまり生活の中では見ないウオシュレット、あまり操作も分からず、面白そうだからボタン押すと、、、その水は山の気温と同じ水が出てきていい刺激と目覚ましになりました。

そのせいか、足が痛くなるまで滑れました。

帰ってきて、何で滑らないんだろうとやはり買い替えかな?とか思い裏を見たらエッジが錆びていました。

1年間メンテナンスせずに、液体ワックス塗っただけで行ったし、おまけにエッジは錆びてるし、やはり機械物は定期的なメンテナンスが必要ですね。

バスの天上が外れました。。

とうとう天上が外れました。

天上がないバスはとても寂しそうにしてます。

夏は暑そうです。

冬は寒そうです。

やはりサビサビでした、内部に水が入った原因はまだ分かりませんが、多分、天上の小窓のゴムからの漏れだと思います。

あーーーー大変そう。

サビサビサビどうしようか????

23窓VWt-2です。

さびっさびです。

サビの原因は6枚の天窓のゴム辺りからの漏れのようです、さらに、錆びていた穴にパテを入れていたり、穴の上に鉄板を点溶接で貼り付けていて、その上からパテでした。

しかも、錆びてるところの防錆処理もなし、これでは車の走行中のロールで割れてしまいます。

まあー、その結果が写真の現状ですが、色をはいで見てびっくり出した。

さらに、ルーフフレーム内部まで腐っていて強度不足状態です、ただ単に溶接ではダメなので強度を考えながら作りなおさなくてはなりません。

簡単につくると言いますが現状を守りながら進化しなくてはならないので、やはり難しいものです。

しかし、不可能を可能にすると言ってる以上は妥協は出来ません。

また、寝ている間に夢の中で考えます。

メーター不作動の原因

メーターが動かなくなってしまい修理と、オーナーさんが中古メーターを購入してきてこちらの年式の方に交換してほしいと依頼です。

メータはばらさなくては使えないのでその中古は分解清掃する事にしました、オーナーさんからしたらなぜ?でしょう。

実際に見てもらえば分かるんですが、20年も経過するとグリスは硬化して固まってしまいます、これがまた取れないんです。
どうするかは、ラッカーシンナーとガソリンの混合液に漬け込み溶かしてその後はしつこくブラシッングです。

やはりグリスは酸化していて茶色に固まっています。

これを放置して使い続けるとメータがまわらまくなったり、変な動き方をするようになります。

たまに動いたり動かなくなったり、ぴょんぴょんはねるような動きをしたりします。

ほとんどがメーター内のトラブルです。

内部構造は、磁石の回転体があり、その外側にも鉄のリングの回転体があります、外側の方がメーターの針で内側の磁石の回転体はメーターワイヤー側です。

この2つには接する点はないけど磁石体が回転すると、外径側の鉄リングは磁気によって回転力が発生して針が動きます、これが機械式メーターの構造です。

両方には軸受けがあり、そこにはグリスがあります、グリスが硬くなると回りにくくなり、ワイヤーにねじれ抵抗を発生してしまい
限界が来ると回る、また止まりまた回るの繰り返しで変な動きになります。

ワイヤーの方でも取り回しが悪かったり、油切れでもなります。
以前に、この車のワイヤーにはオイルを差していて点検したのでワイヤーではないとの先入観がありました。
メータを取り付け、よし、ワイヤーテストをしたところワイヤーは回ってる、ん?おかしいな。。

手でワイヤーを引っ張っても切れた時の動きはしない、おかしい。。
でもワイヤーは回る、この時点でメーターの不作動の原因はワイヤーです、診断ミス、先入観があったため部品の用意はなし。

オーナーさんにはまたワイヤーだけを交換に来てもらいました。
メーターバラシ中には内部の回転体が入りにくくコンコンとたたいてはめていたら振動で指針が1センチほどが折れてしまい接着剤指針を付ける事になりました、プラスチックがカスカスになっていて折れやすい事を忘れてました、引っ着いたから良かったけど着かなければ弁償です、指針部分は経年劣化していて触るだけで折れる奴もあるので要注意です。

オーナーさんにはお手数かけてしまいすいませんでした。

メーターワイヤーを交換したら回るようになりました。

しかし、原因はワイヤーでもなぜ?があり切断して原因を探す事にしました。
切って抜いてもきれいでした、じゃあーなぜ??
もしやと思いタイヤ側のかしめ部分をプライヤーで回してみたらなぜか回転??この時点で原因発覚。

多分、生産時にワイヤーと四角部分の接合部のかしめが甘かったんでしょう、これが原因です。

対策はその部分をニッパーでかしめるか、ハンマーで少しつぶしてやれば治るでしょう。

格好はつけたくないので失敗も公表してみました。

こんなトラブルもあるのかと勉強になりました。

痛恨のミス

先ほど晩御飯食べれました。。

まあ、今日はいろいろとありこんな時間まで食べれませんでした、まあ、減量にはちょうどいいかも。

正確に言うと2口ほど手巻き寿司をもらいましたけどね。

12月8.9日鈴鹿のレースに出れなくなりました、エントリーの日にちの勘違いで、エントリーは5日前にすでに終わっていてさすがに無理なので諦めました。

次戦は来年2月か3月です、それまでに問題のリアショックとスタビライザーの解決、全開で曲がれる車作りとドライバーの練習ですね。

17日午後8時から工場で焼肉です

焼肉です。。

時間、午後八時くらいから着火。

参加資格  人間である事。

初対面大歓迎。

持ち物、イス、飲み物持参でお願いします。

出来れば当日にお手製焦がしカレーをと考えてますが、作るのに5日ほどかかるためおいしく出来るかは分かりませんが、食べたい方はご飯持参してください。

参加の方は連絡ください09032715917です。

今日はポート研磨です。

あーー疲れた。

4時間削りっぱなし、機械がねを上げてしまった。

今日は、やめです。

予算5万の仕事ですが、手をかけすぎてしまいました。

削ることによって何が変わるか??それは、燃費、加速性、制御制などが変わります。

削り方もいろいろあります、削ればいいものではありません、流速を落とさず、充填圧が最大になるように少しずつ正確に削ります。

やはり、量産モデルでは精度にも限度があり形状はかなりばらつきがあります。

エンジン回転が上がらない理由は吸入量に限度があり充填圧が最大になり、そこから落ちていくところが回転の限度になるんですが、
ポート形状が原因です、もちろんガソリンの供給量も関係しますけどね。

ワーゲンに関してはヘッド内の形状がグネグネ曲がってるのでわざと角をつけたりして乱流を発生させ整流化します。

これが簡単ではないんですよねーー。

ミニのレースをしてる時に、その時の最高回転は12000回転くらいでした、シフトチェンジは9500回転から10000回転でつなぎます。

このときのポート研磨は、ヘッドをすべて測定して、平面図化して5ミリずつの輪切り状態の図面を書き、その寸法通りに削りました。

1日6時間削り1週間で完成でした、もちろん妥協点はありません。

ここまですればかなりのピックアップがあり、ミニとは思えないほどアクセルの追従性が良く、信じられないほどのふけ上がりの早さでした。

こんなヘッドを作ろうと思えば値段は30万です。

その代わりかなり楽しいエンジンになります、耐久性に関しても大丈夫です、単なる吸入速度と吸入量だけの変更なので、そこでよく走るからガンガン回してしまえば磨耗は二乗倍になるので摩擦は激しくなり壊れやすくなります。

1人1人の」メリハリのある運転が今後の地球環境を変えていくんでしょうね。