症状は、ガスを入れても冷えない
ガスの色が錆びて茶色くなります
コンプレッサーは停止時に手で回した時には軽く回ります。
まあ、こんな感じです。
結果は写真の通りです
原因は、結果的に見るとサビによるリキッドタンクの詰まりです。
これを交換したら蘇りました。
ただし、更なる完全な冷たさはまだ足りませんでした。
この先は内緒です。
ガスは正常に噴射出来ても、どのような原理で冷えるかを理解する必要があります。
それほどクーラーに詳しくはありませんが、いろいろ実験させてもらい結果と答えに繋がりました。
が、まだ完璧ではありません。
ドライバーが凍るまで実験します。
コンプレッサがて出回るとなぜ悪いかですが、圧縮できてないからです。
原因は、サビがコンプレッサに回り、内部ピストン摩耗でしょう
違う車種のコンプレッサを分解した時に見たのは、金属片がピストンにまで到達して縦線に摩耗してました
これでは圧縮できません。
今回のバナゴンは同じでしょうか?
多分違いますが、摩耗は確かでしょう。
なので、オーナーさんにはコンプレッサとリキッドタンクもう一度交換してもらいました。
リキッドタンク2回も?
理由は、フィルターなので数日使用してもらい、サビをフィルターしてもらいました。
なので2回です
新品コンプレッサはやはり手で回すには重みはありました
ガスは、R134を5本でしょうか?
R134ガスは、4本でも効きました。
室内のエバポレータ部で何回か非接触温度計でフィンの部分を測定してもらい、16度くらいだったそうです。
10度くらいは目指したいですね。
フィン通過後の排出空気の温度が高めなんですよね。
だから冷えてる感が低いんです。
なぜ?
これもだいたいは検討付いてます。
トヨタからR12から、R134に変換する変換バルブがあります。
R12バルブとR134バルブは形状が違うので、ガスは入れられません。
バナゴンは低圧側フィッテイングのみ交換しました。
この時、R134用のオイルに交換する必要があります。
いつもは、抜けるところはオイルを抜きますが、R134用のオイルを50ccくらい追加してガスを入れます。
オイルが違うからダメじゃないかー。
とか言う人がいますが、もう10年は違う車種で同じ方法で使用してますが、問題ありませんでした。
どうなってるかと思いオイル抜きましたが、黒くなるとかはなく、色は変わらず透明でした。
まあ、こんな感じで効くようにはなります。
本来は、熱を持ちやすい設計ミスな車両なので、もう少しいろんな部品コンデンサーなどを効率の良い形状、構造の部品に製作したいのですが、予算はかかります。
こちらも多忙で工場内の場所がなく今年も改善作業できませんでした。
来年は、クーラではなく熱問題、効率問題を解決して、冷蔵庫のように凍るくらいにしてあげたいのですがねー。
オーナーさん、なななかできず申し訳ありません。
対策で車両を預かった時は、請求書で待たせてるお礼をしますのでよろしくお願いします。
この方法は、それなりの旧車でも効果があります、効果がない場合はいろいろ調べてみてください。
今後の10年くらいの間には、最高気温45度は行くでしょう
特に、日本海側などは今までの夏に比べ気温の上昇率が大きいかもしれませんねー。
全ては偏西風と、海水温に関係しますがー、温暖化と人間の活動気温はだんだん活動できない気温になり、車も寒冷地使用と、温暖化オプションなどが出るんでしょうね。
なんで暑くなるかの実際の原因を、みんなが理解する必要がある時代が来ましたね。
まあ、平均気温が冷えるにはもう手遅れでしょうねー。
しかし、あきらめは一番ダメです。
屋根の緑化、道路の浸水性のアスファルトなど多少は熱を吸収することが目に見える対策でしょう。
生産は発熱を呼びます、生産をやめて共産国家になれば冷えるはずです。
その代わりの弊害が、意欲のない使えない人間が増えるとかありますが、これも方法でしょう。
人口を減らせば一番効果ありますね。
以前あったハタハタ漁禁止のように、人間がやりすぎた行為に対して復活には時間がかかりますが、人間がある程度反省して我慢すれば環境はそれなりに戻ります。
全ての問題は、先送りにせず、誰の時代に行動するかでしょうね。
ということで、夏はクーラーではなく、クウレイー(空冷)ですね