常に考えてるのですが、なぜここが錆びるんだろうか?
ドラムの内径が摩耗で拡大して突き出し量が多いから?
水分が入るから?
水分はブーツというシールがあり、内部に侵入そんな分けないのですが、錆びるんですよねー。
確かに油分で錆びにくいのは当然ですが、錆びるの原理を理解することでしょうね
しかし、新品だから大丈夫とかで組んでる方々が多数います。
1年くらいでさびます。
2年目で虫食いのようなサビになり穴が空き、シリンダー内面の面が荒れてしまいゴムの摩耗を促進させます。
内部のシール交換時には専用のグリスを塗るのですが、荒れた内面でも使えるグリスがあります。
実験では、この車種と同じブレーキ構造で2年間実験しました。
しかも、シールゴムは中古品です液漏れして交換したものを使いました。
オーナーさんには液量見とけよーと、リザーブタンクにマジックで線を引き限界ラインを越したら漏れてるから作動に問題が出るから、ラインを越す前に来なさいと言っときました。
しかし、なかなか減らず、オーナーさんももう交換すると言い出し交換しましたが、グリスの調合でいろいろ使えるようになります。
サビの多い状況なら油分の多いグリスを混ぜて使います。
ブレーキグリスにベアリンググリスを混ぜるのは効果ありましたねー。
しかし、多すぎるとブーツをふやかしてしまいシール性が落ちます。
なので統合量は難しいですよ。
サビ等に対しては効果はありましたので、T-2フロントドラムのシリンダーでは3から4年で交換はするようにしてますが、5年大丈夫もいました。
作動させないとシリンダー内部はなぜか錆びますので注意。
機械も人間もそこそこ動けということでしょうね。
さらに、ブレーキオイルもシリンダー内部辺りでは交換が必要です。
ブレーキオイルは水分を吸収してしまう性質があるので、t-2バスに関しては1年に1回、前後で300から500ccも抜けば十分でしょう
1シリンダーでペダル3回分抜く感じです。
国産車もこのオイルの考え方は適応されますので、古い車だけと思わないでください。
機械は使い始めたら交換までの寿命のカウントダウンが始まります、いかに継続させるかが正確な作動を維持する管理です。
人間も生まれたら、そこから死へカウントダウンです
死ぬときに、楽しい人生だったと思えるかでしょうねーー
思えるようになるのは、後悔があまりない常に全力で生きることでしょうねー。