症状は、3日くらいでバッテリーの電力が無くなるらしく入庫してきました。
バッテリーは数回交換してるようで、改善しないらしく入庫してきました。
多分たいしたことないなーとわかりましたが、いろいろ対策がしてありキルスイッチなどはなるほどと感心しましたが、根本的に原因がわからないままの対策で意味がないんじゃない?というしかありませんでした。
キャブレター車両では1ヶ月くらい放置しても電源はリーク(電気が勝手に消費漏れ)はありません。
バッテリーには3ヶ月は確実に電力の確保はされてます。
6ヶ月でも大丈夫と思います。
完全にスイッチが切断されてることが出来てれば漏れはありません。
この時期なので1つ実験結果ですが、バッテリーサイズ40AHくらい(軽自動車バッテリーサイズ)で昼間に180km走りきりました。
突然オルタネータが壊れ、しょうがないので自走して切れた段階でJAFと考えたのですが、無事自宅に到着できました。
さらに、w124ベンツですが、
これがさらにひどい状況で、福井の勝山にスキーに行き帰宅時に30分で5センチの積雪がある状態でオルタネーターが突然壊れ、これはやばいなーもう夜だぜー。
これまたしょうがないので走れるところまで行こう。
ヘッドライトは必要最低限で、暗いせいで何回かホーン鳴らされました、
が、それより路上で停車の方が迷惑なので電気は消せるところは全て消しました。
もちろん室内は寒いです。
誰か重量物捨てろとか言いながら帰宅しましたが、到着した途端に電力切れました。
(バッテリーサイズ60AH)
日頃の行いが良いのか、悪運が強いのか?どちらでしょうか。
と意外と持つのです
と、このビートル原因ですが、
写真にあるスイッチが原因です
このスイッチは、70年代のビートルにはリアの熱線が付いていてこれの作動スイッチです。
クーラー付きはこのあたりの場所についてるようです。
なにのスイッチかなー?とか思ってたのですが解決しました。
この原因の調べ方は、バッテリーにボルテージテスター挟んで測定しながら、とりあえずスイッチを入れてくことです。
これの前に、よく壊れるオルタネーターの発電測定を忘れないように。
テスターがない場合の簡単なオルタネーターの発電点検方法は、エンジンが回転してる時にバッテリーターミナルの+か-どちらかを外してエンジンが止まれば発電してません。
一部のヨーロッパ車ではこれはできません、ゴルフやオペルとかベンツの一部もできなかったはずです、健康なバッテリーなのに外すとエンジン止まります。
と、ビートルの診断の続きですが、メーターに白っぽいランプがあるのですが、これが点かない車両は注意です。
結局の原因はここのランプの接点不良が今回のバッテリー上がりの原因です。
回路は、リアガラスの熱線はこのスイッチからランプを通過してプラスを流して左シート下にあるリレーを制御してバツテリーからの電源をガラスに供給する回路ですが、
なぜ電気を送ってないのにリレーが作動するの?
となります。
その原因は、電気は流れればリレーの内部の電磁コイルは作動します。
それが-から+の逆向きでも作動するんです。
おそらくこれに気がつかないのがほとんどです。
なので、今回の謎めいたバツテリー上がりの原因は、
スイッチが入ったままで、たまたまランプが点灯しない接点不良を起こしていて、リレーの構造的に流れやすい構造であったことが原因でした。
結局はランプだけで治りました。
が、いずれ接点不良は起こるので40年以上前のリレーもきちんとしたものに交換ということで、リレーも交換しました。
対策は、やはり作動するものはきちんと作動させてランプ点灯もしくは回路の変更でメーターランプの点灯をきちんとすることです。
となると、リレーは交換しなくてもいいんじゃなかったの?となるので接点不良の状態でリレーだけを交換してみましたが、
ガラスへのリークは発生しませんでした。
リレーとスイッチの談合トラブルでした。
かなり高度な知識のオーナーさんなのできちんと原因を調べてみました。
ブロワモーターなど作動不良も気お付けてくださいね。