Dr.ゴルゴ について

2003年に開業したDr.ゴルゴ診療所の代表。 車をいじって24年、ワーゲンは21年、MINI(レースのみ)は 18年、京都のワーゲンフリークの間では何故かゴルゴと呼ばれる。 ポリシーに「妥協しない。不可能を可能にする。」を掲げ、常に最先端に挑戦し続ける。 特にエンジン周りのチューニング・修理を得意とする。 少し神経質で几帳面な性格から、近場であれば往診も請け負い、 修理箇所以外で気になる点があれば、アドバイス&こっそりサービス・・・など、 町医者ならではの対応に人気あり。

最近はミニばかりです

ここ数日ミニのエンジンばかりです

エンジンナンバーが無く、検査に合格できませんでした。

さらに、職権打刻?で漢字は良いんですかね?

これがしてあったと思われるところが面修正で削られてる。

となると、この車の排気ガス公認は無効になってしまってることになります。

打刻がしてある車は、個体としての排ガス申請なので、打刻を削ってしまうとガスレポート再申請が必要になります。

これはかなり難しく、実車を施設内で12時間かかけていろんな状況での排ガス数値を測定して、レポートとして運輸支局に申請する書類ですが、これが30万ほどかかります。

こんなことはしてられないとして、じゃーー公認を受けてるディーラー物エンジンならと思い聞いてみると、それも受けれないといわれました。

車体がトラック、貨物だからディーラー物はセダンであり、登録車種が違うと言われ絶望。

じゃあー、捨てるのか?

そんな話はないだろー、とかなりごねごね。

ごねても仕方ないので、何かクリアする方法をと話し合いで、この頃で最も厳しい排ガス装置がついたエンジンなら公認できるとの返答。

じゃあー載せ替え。。

しかし簡単にはいかないのがこの車たち。

完璧に当時の排ガス装置がついたエンジンはそんな簡単にはありません。

しかし、不可能を可能にする。

それが仕事です。

明日には申請書が上がるとの返答でした。

最近の改造申請は、去年4月から変更になり、エンジン改造だけでも車体の当時の諸元を掘り起こしてきてタイやサイズ、高さ、幅、灯火類の表示、取り付け位置、ホイールベース数値を測定しなくてはなりません、さらに当時のスペックカタログなどの添付が必要で、古い車オーナーには大変な作業です。

バスほぼ完成

3月から作業していたバスほぼ完成。

作業していくとどんどん作業が増える、これもかー、またここもかーと。

それに伴い、予算もどんどん増え、

さすがにドクターストップしてもらいました。

本人はできるところは今のうちに、骨格は外装のきれいさを捨てて

もしっかりとといわれていたのですが、このままいくと予算も時間
もかかりすぎるので一度止めてしばらく先でとことらで判断しました。

止めてからといって半年や2年程度しか持たない強度ではありません。

外装の平面度も精度は落としました。

外装に関しては衝突時に安全防護ネットという考えで強度を出してます、側面衝突時には対車の部品などが突き破ってこないような考えで溶接作業しました。

だから、パネルに対しての取り付け部分の溶接、フレームは補強、
溶接はしっかりと、その代わり面の仕上げ精度を落として短時間でと考えました。

本人はボコボコでもいいと言っていたのですが、さすがにボコボコではオーナーさんの看板車なのである程度でなくてはだめと判断しましたが、、、、

そのある程度が大変で、パテを使うといずれ割れるのが嫌いなので、何とか使わないようにとがんばって作業したのですが、全面塗料を剥がしてるので、全面です。

結局この左右の面修正で3週間ほどかかりました。

フレームがしっかりしてるので面に使われてるパネルはねじれないのでパテも少なめですが、それなりには使いました。

元々の4分の1の量です。

はじめは厚み7ミリほどが1平方センチありましたが、最大厚み5ミリ程度の面で10センチ平方センチが一番大きな面で3カ所でした。

フレームのうらがどうしても歪み修正ができませんでした。

サイドメンバーフレームは設計どおりの強度で、フロント

夏にはきおつけて

知らないうちにこわれます、

28度以上の気温になると、空冷エンジンは熱交換の比率が保てなくなりオーバーヒートします。

オイルはギラギラで、内部部品が削れます

2年前の猛暑が効いてるのか、最近ヒートによるエンジントラブルが多いです。

かろうじて過ごしていたのでしょう。

過去にバルブクリアランスの調整ねじがめいっぱいで、調整しろがなくなり、まだかたかた音がしてるエンジンがありました。

原因はバルブリフターの頭の皿部がないのがありました

原因は摩耗による割れです。

推測ですが、原因はオイルが柔らかすぎか、質が悪く油圧が保てなかったか、バルブクリアランスが適正でなかったでしょう。

もちろんメタルもダメでした。

カムが先なのか、リフターがさきか、わかりりませんが削れてました

対策は、

きちんとメンテと

良い品を使うことです、

安い物には理由があるです。

ゴールデンですが、、、、

仕事に明け暮れてます。

作業が多すぎる。。

今日の内容は、

オイル屋さんに許可を得てオイルの通販ができるようになりました。

ペンゾイル25w-50レーシングですが

毎年9月の嵐山のワーゲンイベントでじゃんけん大会の商品に提供してるオイルです。

このオイルはカタログには出てきません、アメリカ本国仕様のペンゾイル正規品です。

おそらくなかなか売ってません。

このオイルは、メタルがはがれそうなエンジンでも使えてました。

油温120度までは確実に使えますが、4回くらいから油圧が落ち始める時間が早まります。

レースなら、ミニで実験した感じでは、11000回転シフトで1レースか、2レースは使えます。

他の安いオイルや、同じ番手のオイルでも120度状態を3時間を2回繰り返すとでダメになります。

ワーゲンなら、28度以上の気温で油温100度辺りをうろうろするオーバーヒート気味のエンジンで、1600キロから2000キロまでです。

ただし、常に全開する方は、気温と負荷のかけ方でオイルの耐久距離は変わります。

オイル交換は、距離ではなく、回転時間と回転負荷で変わりますので個人差があります。

25w50、1本2800円です。

本数、送り先などは、ホームページ下のほうにあるメールか電話で連絡ください。

最近

久しぶりです

やっと使えるパソコン購入。

これまでに何台か買ったんですが、選択が悪いのか、運が悪いのか?

いろいろありました。

最近の報告です。

バスの改修作業が進行中です。

他、何台か工場内の車体を掛け持ちで作業してます。

バスは、フレームがかなりかわいそうな感じです。

中央に2本メインフレームがあり、リア室内には両サイドにはコの字型のフレームがありますが、この両サイドが完全に錆びています。

交換ではなく、改善ですが、角パイプを代わりに使います。

まだ途中ですが、リアジャッキアップポイントでジャッキで上げると、フロントトーションバーのポイントで上昇寸法測定したところ差は4ミリでした。

車体の箱の形状のロールがほとんどないくらいまで改善しました。

作業前は、フロアパネルが真ん中を中心に両サイド10ミリほどかまぼこ状態に下がっていました。

支点が腐ってしまってなくなったボディーが力を受け止めるところがなくなり下がってしまっていました。

このフレーム腐りの診断法は、フロアパネルが左右で平行でないことと、走行中にフロント左右ドアが開いてしまう症状が出ます。

走行中にねじれているということです。

トヨタのビッツの初期のボディーで聞いたんですが、レースに出てるドライバーが山を攻めたら、ドアの隙間からお月様が見えたと言ってました。

新車とはいえ、やわらかいボディなんでしょうねー。

開口部はよくねじれるからしょうがないでしょう。

ヒサシブリです

最近いっそがしいーーです。

作業を待たせてる方には申し訳ないです、、、、。

来月には作業がなんとなく空き始めると思います。。

最近はバスが多いですね、バスだらけになりました。

なぜこんなにバスの需要があるのでしょうか?

やはり使える車だからでしょうか?

しかし、購入時には注意点があります。

まずはサイドメンバーの錆ですね、これは観音ドアの対面側のボディパネルに塗装の割れがある場合はサイドのフレームが腐ってますのでフレーム交換が必要になります。

当方では裏面内側からフレームを切断、角パイプを前方から後方まで貫通させて、フロアのパネルのはしごフレームと溶接しますが、これが大変。

ボディーパネルには熱は入りませんが作業に時間がかかります。

片面15万ほどですが、錆に状況によります。

交換によりボディーのねじれはかなり減り、そのおかげかドアがカタカタ音が出るのがマシになり、走行中にドアが半ドアになることがなくなります。

今まで見た車で、100パーセント近くの車がこのサイドメンバーの交換はしてないと思います。

ほとんどがパテで穴を塞いでるだけで、フルレストア済みなどと言ってますが、この部分にパテでごまかししてる場合は、パネルの綺麗さは長くて3年でパテが割れ始めます。

高いお金を出して買ったのに、めくると錆だらけ。

見せるとオーナーさんはショックを感じてるようです。

いくらかかるの?と必ず聞かれます。

まあー、50年近いからねーーといつも答えます。

こんな会話は何度したか。。

とりあえずの機械機能状態でボディーはピカピカ、いずれ化粧がはがれぼろが出る、こんな販売方法は気に食わないですがこれが現状です。

購入するなら、とことん機械類はだめだが交換すれば修理でき、外装は汚い状態のベース車を探して金をかけるほうが正解かもしれません。

一生ものの車です、オーナーさんの夢を壊さないように作業しております。

考え方、修理法などは他店とは考え方が違います、昔からの伝統も大事ですが、人が思いつかないような理論で修理、設計するのが得意です。

もう他界してしまって人が言ってましたが、それをまねしてますが、

オーナーさんの夢をかなえるために魂こめて車いじってます。

今日はttクーペ

今日はアウディーTTクーペと6ボルト化の作業でした。

6ボルトのオリジナルに戻すしオリジナルにしたいとのオーナーさん。

オーナーさんかなり気合入ってます、それにこたえるのも気合入ってます。

やはり、トラブルだらけです。

セル、マグネットコイル焼けて断線。

しょうがないのでコイル1段目を46(2段分)と64巻きで3段の巻き直ししました。

さらにモーター部分も分解修正、回らなかったセルが元気になりました。

しかし、6ボルトジェネレ―ターがいまいちでなぜなのか?の回路の解読が出来てません。

セルモーターはよく回るように、内部回路を改造しました。

アウディーttクーペは異音がするからとお隣さんからの原因確認依頼。

しかし、確定出来ず。

何となくですが、ショック内部か、ハブベアリング、ドライブシャフトこの3つに絞るまで点検しましたが、明日にとやめて帰宅しました。

軽い報告書を書いておいたので、わかるでしょー。

原因可能性個所は12か所点検しました、あとはばらばらにして時間がかかる可能性があったのでやめです。

おそらく、回転ノイズなのでドライブシャフトかベアリングでしょ。

最後の点検は、ニュートラルで音が出なければどらいぶしゃふとかくていでしょー。

音関係は難しいです。

皆さん日常になれましたか?

いろんなニュースを見てると、世界的にはかなりきついイメージのようですが、やはり現実を見なくては本当の状態は実感できないでしょう。

しかし、現実を知っても何も現実的には前には向かないでしょう。

何が出来るか?

平常に戻り、物不足に応じていろんな生産活動に参加するのが一番かなと思います。

もう、励ましの言葉はいいでしょう。

これからは現実的にどう未来を築くかでしょう。

それと、多分ですが情報が一番かもしれませんね。

しかし、ボランティアも良いですが被災地区に入り、余計に被災する可能性がまだあるために、行くのも邪魔かもしれません。

想像の範囲ですが、

がれきの撤去する人、

思い出の物を探す人、

現地に何が必要かを調べ関西方面に連絡する人、

もう運送会社はある程度荷受を再開してるのでどこまで送れるか調べ、情報を受け取り物資を送る人、

しかし、現地ではまだ燃料制限があるようで、荷物の搬送基地まで行けるかが問題でしょう。

この、燃料問題が一番解決かもしれませんね。

私は何が出来るかと思い、今週末にツーリングを企画しました。

チャリティーツーリングです。

参加費として自由募金制です。

集めた金額は、日本赤十字か、郵便局からの指定の募金にと思ってますが、最後のお金はどこに使われるかを判断してから入金と考えてます。

今の自分には、これくらいしか出来ないかなと考えました。

他は何ができるでしょうか考えてます。