何か久しぶりすぎて入力ページが変わっていていまいちわかりませんが、何となく入力してみます
今回は文章のみですが、オイル屋さんが更新しろとうるさいので更新してみます
エンジン3基同時に組んでるのですが、1番問題のものから作業してるのですが、
やっと加工が終わり組はじめなんですが、空冷ワーゲンエンジンなのですが、ケースがマグネシウム製で腐食が多いのですが、このブロックのメインメタル部分の修正をラインボーリングというのですが、ラインを出すから?
一直線にラインを出すからラインボーリングではないかと思います
しかし、経験上これが問題続出なんです。
加工が上手な方が数年前に廃業してしまい最近ではできるところが少ないと思うのですが、この加工かなり難しいと思うのですが、他のエンジン組む方の皆さん平気で加工してます。
いつもこの部分は少々考えます。
加工することにより、熱が入つた時にねじれてることを想定して加工してるかなんですが、加工屋さんはそこまで考えてるのでしょうか
場所によりですが、レースエンジンは、ダミーヘッドというものを乗せてから締め付けトルクを実際に状態に締め付けてから切削加工します
そうでないとねじれてしまい回りにくくなります。(簡単な説明にしてます)
空冷ワーゲンブロックは、マグネシウム製。
意外と柔らかいんです、このようなものを冷感で加工して実際に熱をかけたらその後にねじれてしまうと思うのですが、加工屋さんは平気で加工してるようです
経験上、ラインボーリングしてあるブロックはだいたいクランクが回りにくいです。
なので、メタルの取りつくジャーナルという部分をサンドペーパーで擦ると回りやすくなります
しかし、精度が必要な部分にサンドペーパー????
おかしいじゃん。
しかし、軽く回るようになります。
なんで?
これが事実なのです
原因は加工屋さんの加工の仕方が悪いのです。
本来は、ブロックの合わせ面を平面だししてからラインボーリングです。
そうなるとオイルポンプの内径も狂います、わかってる加工屋さんはまずこのように話すはずです。
しかし、どこの加工屋さんかはわかりませんが、クランクが回らなくなるブロックがあります。
クランクが軽く回る加工屋さんと、回らない加工屋さん、どう違うのでしょうか?
加工の意味がないのでは?なんて何回思ったことでしょうか。
この部分はあまり触らないのですが、削ろうの判断がどこなのか、判断した方に聞きたいです。
実際にこれは無理だと思い、加工屋さんに委託したことあるのが2回だけです。
しないんですか?とか聞かれたことありますが、加工屋さんがへたくそだからやらないと言ってます
実際には、加工しなくても回ってます、経験上ですが必要がないのが80%でした。
液体ガスケットをメタルの裏に塗るだけで回らなくなるようなクリアランスなのに、ダミーヘッドも組付けず、熱入れもせずに加工するのはそれでは無理でしょう
以前ですが、加工屋さんの廃業により加工屋さんを探していたころに電話して聞いた加工屋さんですが、ラインボーリングできますか?と聞いたら、仲間内では作業してるよと言われ、出来るのですかー、と話していたにですが
ダミーヘッドとか組まずにラインボーリングですか?と聞いたら
ややこしいこと言うならできませんと言われたので、仲間内には入れないなーと辞めました。
この判断が正しかったのか、富山のビートルハウスの方では良い仕上がりで帰ってきました
ダミーヘッドが乗っての研磨かはわかりませんが、測定した限りではよい数値でした。
数値の結果もやはり締め付け時のクランクの動きの結果につながりました
ビートルハウスでもやはり警戒してるのか、状態を聞かれて答えましたが、目視してからじゃないとできませんと言われましたが、送る段階で条件にクリアしていたので完成してきました。
フライホイール側の外形が良く段付きなどすり減ってるのですが、オイル交換が悪いとか、半クラッチが長いとフライホイールがクラッチデイスクの摩擦で熱を持ちブロックが歪みメタルも歪み締め付けがキツクなりカタカタと動いてしまいブロックを削ります。
ひどい時には、メタルの回り止めのピンが倒れてしまいます。
こうなるとエンジンは回りません
原因は、フライホイール側のメタルの焼き付きでした。
実際に実験して壊したのでまちがいないと思いますが、パターンはいろいろあるのでこれだけのパターンとは決めつけられません。
さあー、このブロックどうしてやろうか?考え中です。
追加で説明ですが、ラインボーリング加工した後は熱をもう一度入れて本当に同じ数値に戻るかを測定して調べてからの完成にしてほしいですね、この理由がわかる方はかなり材料に詳しい方ですね。