ワーゲン レイトセルモーター焼け

焼けというより、オイル漏れによるブラシのフヤケ症状で、高速的に摩耗した症状です

クランクシールからのオイル漏れが激しいとフライホイールから遠心力で飛んでしまい、セルの取り付いてるハウジング部分に浸透

そしてブラシ取り付け部分まで流れていきブラシにオイルが到達。

そしてバッテリー上がりのような症状みたいなセルの回転の感じになり、勘違いでバッテリー交換。

確かにバッテリー交換すれば、バッテリーも売れるので不景気対策にはなりますね。

よくあるのが、セルに取り付けるキーボックスからの作動用の配線の接触不良と、平端子の劣化、腐食で上手く電気が流れないことがります

定期的に交換しましょう

平端子、滋賀県や名古屋、北陸、岐阜地方のオーナーさんと、よくスキーなどに行く人などは注意ですね。

w124セルが回らない?さっきまで動いてたのにーー。

セルモーター、突然壊れることもある。

イグニッション、いつも回ってあたりまえ

セルモーター まわれまわれと秋の空

こんな思いでお祈りしてましたがやはり回りませんでした

仕事終わり、今日も午前4時か。。

帰ろーとセル。

ん?ん?何やらおかしい が、回った。

コンビニで買い物して帰ろーと、停車。

ここで運は尽き果てました

キー回しても回らない。

まさか、車屋さんがこれかよーー。

そのまさかでした。

回らない時点でJAF呼んでいたので、待ち時間に作業なんですが

コンビニの方に申し訳ありません、トラブルでJAFが来ますので迷惑かけますが
しばらく止めさせてください、と断り工場までバッテリーと1mの長い鉄の棒を歩いて取りに行きました。

本来はこれで回るのですが、あれ、回らない

オートマチックミッションのニュートラルスイッチ?

それはないだろー。

電圧測り異常なし。

この時点でセルでしたが、もしかしたら復活の望みで棒でガンガン叩いたが無理でした。

諦めです

下は分解時の写真です

原因は最後に↓

オイルフィルター下にセルがあるにですが、このw124ベンツ300Eには追加オイルクーラーが付いていて、その部品のセンサーがつけれる穴にメクラネジがあり、このネジの隙間からのオイル漏れがちょうどセルのブラシ部分にオイルが垂れていて、オイルのせいで偏摩耗が促進され急激に摩耗したことが原因でした。

マイカーですが、人には注意しろと言っていたのに、まさか自分がなるなんて。

注意と管理にもう少し大きな範囲が必要だつたかもしれませんね。

ということで、w124乗りの方々、オイルフィルター交換時は構造上無理と思いますが、こぼさないようにしてくださいね。

ブラシ焼けますよ。

vwセルモーター焼き付き

症状バッテリー上がりっぽい回り方でした

が、

音にザラつきがあり、回転が鈍いが聞いた最後の音でした

電話があり、セルが回らないんですJAFで行きまーす。

と言われても、対処法がない。

来てもらっても新品がないから交換できないし、とりあえず中古でたいおうできるからいいかーと、オッケーと返事しましたが。

到着後は、なんか臭い匂いが。

以前にあったセルのトラブルは、フライホイール側オイルシールの漏れを放置しすぎて、オイルがセルモーターに浸透してしまい、ブラシ部分までオイルが浸透。

接点が焼き付き、オイルでふやけ?たのか???ブラシの形状はありませんでした

もしや、これかなー?最テーじゃんエンジン降ろし??

焼けた電化製品臭いセルを外すと、オイルはそれほど見受けられない。

内部か。

分解すると、あー、ブラシがない。

弱くバッテリー切れのように回るのは、このブラシ4本中、2本しか長さが規定値になく、2本は接点不良じゃん。

2本でモーター回してたから重い回り方かー、と想像しました。

このセルは、軽くて小さいのですがモーター内部に減速ギヤがありこれで回転トルクを作り出してるタイプなのですが、回転が速いということはよく減るのは当然です

軸のブッシュにガタがあってもブラシが減る可能性はあるでしょう、が今回は違うなー。

と分解確認して対処。

ただ、セルの回転異音を聞いいてオーナーさんに数日前にJAFの覚悟はしといてーと宣言してから早かったなーと感じました。

未然に発見できたら良かったのですが、力不足です。

多分、異常がある部品を見つけられるフォースが足りないのです、フォースの修行が必要ですねーー。(新作スターウォーズ本日公開です)

セルと同時に宣告したオルタネーターベアリングの異音は未然に防げましたが、プーリーを固定してるキーは手遅れのガタがあり、まるごと交換しました。

オルタネータは、分解するより交換の方が安いです

車用交流式ブラシレスオルタネーターが存在するなら、交換サイクルも変わるんでしょうねー。