去年組んだエンジン当初からのオイル漏れと白煙。
あ―これは何かあるなと思って、もう一度ばらすから突あえていたのですが、適正期日の判断ミスでおーなーさんにご迷惑をかけてしまいました、すいません。
理由は、クランクシールが2mm奥に圧入しすぎてそこからのオイル漏れ。
このタイプのエンジンのシールのはめ込み量はかなり判断が難しいのですが判断ミスでした。
あまりはめ込みすぎるとシール内部のスプリングの縮め効果すこしなくなり漏れます、はめ込み量を少なくするとオイルシールが焼けてすり減ります。
これはもれなくする方法ある?と誰に聞いても、んーーーーーと考えるでしょう。
実は部品も悪いんです、純正以外の外品はシール内側のエッジが1段の物がほとんどで、それがすり減り締め付け圧が減りしばらくして漏れます。
それが発覚して対策をしたのですが、そのテスト車両はまだ確認してないのでわかりません。
解決策は、純正部品を使えば漏れてもこれ以上は対策不可能と言い訳できますので、値段は3倍から6倍しますが純正が確実かもしれません。
しかし、その後に純正以外の外品をテスト購入したところ、同じリップ2段に対策され純正と同じ形状でした。
後は締め付けスプリングと、材質の耐久性でしょうね。
過去の1段リップタイプを使うなら、裏側の締め付けスプリングをねじってはずし、5mmカットしてリング状にねじ込んでください、材質に耐久性があるなら漏れないでしょう。
この外品は過去には漏れませんでした。
過去の物を比較検証すると、締め付け圧がかなり違うことがわかりこの対策を思いつきました。
国産部品なら締め付け圧はあるので、なぜこんなに緩いのかと思ってました。
多分ですが、メーカー製造ラインが中国に??
と考えました。
話は、バナゴンのシリンダー部分の写真ですが新品のシリンダー組み付け時から白煙が出ていて、組み付けグリスが残ってるのかとおもたのですがあまりに長く出てるのでこれは何かあると本人に伝えてましたが、やはりでした。
部品の製造不良で、新品シリンダーセットに付いていたピストンリングが円形ではなく楕円になってることが原因でした。
交換したら白煙は治りました。
しかし、もう一つ理解不足による失敗がありました。
簡単なことでした。
油圧式バルブリフターなんですが、ロッカーアームを動かすためのここにプッシュロッドが入るのですが、ここにきちんと組み込み出来てなくそのまま始動、そして油圧リフターが適正クリアランスに自動で調整され音も出ずに動いてました。
この1本の3mmセンターからずれてはまり、作動したせいでプッシュロッドが曲がって作動して、しばらくしたらこのプッシュロッドチューブを摩擦で穴をあけてしまいオイル漏れが発生。
電話でかなり漏れ始めてると言われて、失敗がわかっつていたオイルシールからそれほど??
ピストンリングはそんなに進行しないからなー。。。
そんな事とは知らずに走らせてしまいました。
オーナーさんのオイル漏れしてるにもかかわらず管理がよく、内部の油圧低下は無くメタルもきれいでした。
しかし、組み付け終了後からの白煙が問題でした。
部品やさんからすると、そんなことは聞いたことが無いとのことでした。
じゃー、その部品は過去にはどれだけ売りましたかと聞くと、2セット。
その部品はデーラーさんに売りましたから、そこからは何も言われてませんと言ってました。
それは、ディーラだから白煙が出ていても言わないんじゃないんですか?聞いてみてくださいと言うと、無言でした。
この判断はディーラーさんで組み直し交換はしないと思います。
とても大変だからです。
と言っても組み直しなだけです、これをどのように考え判断するかでしょう。
このピストンリング製品不良に伴い部品交換での組み直しに関してオーナーさんには請求してません。
さらに、もう一つあり、距離8000キロだったかな?交換したウォータポンプが水漏れ??
明らかに相当前から水漏れ、これに関して問い合わせすると、エンジンとの相性があるということを有名なバナゴンやさんから聞きましたと言われました。
おそらくこの部品やさんは理解してません。
使えない不良品を売ってはいけません、その事に対してオーナーさんが被害を受けるからです、誰が部品代、工賃の責任を取るのか?この部品やさんはウォータポンプをさらに購入しましたが、ドイツ製のクーラントを使えばもれにくいと聞きましたから無料で送らせていただきますと言われたんですが、おかしいなーーー。
12月に組み付け、テスト期間3か月、オーナーさんは異常なしと言ってるので、この事実と測定数値をすべて部品やさんに送りどう出るか聞きたいものです。
この不良品の事実を関係ないある部品やさんに聞いてみたら、対応はその店との付き合いで決まるかもしれないですねーとも言ってました。