空冷ワーゲンのフライホイールシールが悪い原因と対策

多分、普段乗ってるだけの人には関係ないで、いじる人のみの話です

フライホイールオイルシール、エンジン、ミッション間からのオイル漏れありますが、純製オイルシール3000円とかしてますが、あるメーカーの部品を使ってたのですが、5ねんほどまえかな?このあたりから交換してもすぐに漏れる、1年くらいしか持たない、それかもう少し早く漏れるという事が連発し始め、はめ方の問題なのかフライホイールの径の問題なのか?

いろいろ試しても解決しない

そう思ってると、質が下がったメーカのパッケージが変わり構造も変わっていた。

もしやと思い、テストできる車両に2年前に何台かに小細工をして取り付けしたところオイル漏れが止まっている。

製品のゴムの質は少し固く変わったのかな?という感じと写真にもあるように、リップ部分が摩耗してる方はシングルで、後期ものはダブルに変わっている。

やはりメーカーもわかってるのでしょう

ここからがまだ問題で、このまま付けても漏れます

ブローバイガス(ピストンからのリークした燃焼ガス)が多いエンジンでは漏れるようで、締めつけスプリングの圧力を変えました

分解したエンジンではブローバイガスが少ないので、シールは加工せずにそのまま使えるかな?と試したのですが、仮り組みの段階で締めつけがこれではユルイなーと思うくらい弱い締めつけで、締めつけスプリングを5から7mmほど切断しました

切断するといい感じなので試しましたところ取り付け車両はいい感じでした

ただし、漏れてないから分解してないのですが、リップ部分の摩耗は確認できてません

明らかに締めつけが弱いので、締め付けは強くする必要はありますが、摩耗性の目視はできてないのではっきりは断定できませんが、2年経過しても漏れてません

フライホイールとの相性、内径差も関係しますがこれは締めつけ圧力の問題になるので、締めつけ圧力を強くすれば解消できますが、はめ込みの距離でフライホイール側はテーパー形状になってるので浅くはめるのは違うところが摩耗します(過去に実験で失敗しました)

一番奥あたりにはめ込み、締めつけを変えることが一番かと考えますが、フライホイール側に仮にはめて調整してからが一番かと思います

過去に、ミッションでサイズがないシールが存在した事が有り、この時に研磨して少し内径を小さくしましたところまだ漏れてないそうです。

部品に信用がない時代です、国産部品でも何回か経験したことがありますが、供給側にも問題があり、安く生産しなくては利益が出ない時代なのも問題ですが、このまま景気が上昇しても車自体の車両の購入者自体が高齢化してるので、今後はあまり変わらないでしょうね。

変わったとしても一時的に上向くくらいでしょう。

民主主義とは、売れるところを開拓して食いつぶしたら次へ移行、なくなれば戦争して売りつけるところを作ればいいとなるのでしょうか?

今後の生産時代は、まず売るところを開拓して、そこの人間性にあわせて現地生産するところから始めなくてはならないかもしれませんね

売り尽くしたら戦争破壊して

また同じところに売る付ける。