時計修理(電気式)

動かなくなったからなおしてー。

えー??なおるって言ったっけ?

前に言ってたじゃんーーーと、忘れてたけどじゃーもってきて。

made in usa の時計でした

ガラスのレンズに、ガラスの文字盤 壊したら面のくさいなーーー

100vモーター式ギヤで秒針、他を駆動。

電球が2つありバックライト7wも

点検の結果、バラバラになりました。

モーター単独で回転するしーー、ギヤ達の支点は減ってないしーー

んーーー、問題なし、少しギヤ減りがあるねーー

結論は、ギヤの潤滑不足みたいでした、

もう一度バラバラのギヤを、ジグソパズルのように組み付け完了。

秒針もずれは無く回ってたけど、その後の時計は回り続けるんだろうか??

時間がたてばわかることでしょう。

1950年代??の時計屋さんをしました。

はやくしろしろと言われて本日心臓部分をバラシマシタ。

この1950年代??と思われるゼンマイ式時計。

2週間ほど前から、

置いてる位置を変えながらテスト、横向き、さかさま、縦向き、ななめなどなど。

しかし止まらなかったが、最終の横向き2回目で停止、やはりか。

軽くばらしてから2週間考え、本日さらに分解。

原因がなんとなくわかってたけどまさに的中。

これはまいった。

0.05ミリか、0.1ミリドリルが必要になるなーー。

こんな小さなブッシュどのように作ろうか??

さすがに小さい。

外径1ミリくらい、内径0.1ミリか、0.05??ミリ??

なぜこの状態なのか??

症状は機嫌のいい時は動いて、悪い時は動かない、まさにこの時計のオーナーさんと同じかも。

この原因は、カチカチと動いてる部分のワンウエイギヤの軸受けが摩耗でした。

大体時計はここがすり減ります。(写真3枚目の小さな穴が0.3ミリくらい楕円摩耗)

やはり心臓のように常に動いてるからでしょう。

対策は??

真鍮なので楕円化した摩耗ブッシュを交換が一番早い、しかし小さい。

2か所あり、1ッ箇所は修正可能、もう1ッ箇所が修正不可能。

ここからは腕次第。

編摩耗対策も完了、あとは穴あけ。

とりあえず縫い針で対応、しかしいまいち。

組み付けたら動きが悪く、始めはいいがだんだん勢力低下で停止。

まさにこの時計のオーナーさんかも??

ルーペで見ながら穴開けたけど、やはりクリアランスか?直角が出てなかったのか??

やはりへたくそです。

しかし、この程度の時計に負けてたまるかーーー

亡くなった師匠が最後に壊れた時計を買いまくり、その時計を修理しまくってた理由がわかった気がする。

もしかしたら、機械の技術者の本当の腕がわかるのが時計かも。

今日は雨が降ってたからダメだったのか?冷房25度にしてたからか??

単にへたくそなのか??

見てろよコノヤロー―、ぜんまい古時計なんかやっけてやる。(早くしないと怒られるから)