写真のZです
70年代か80年辺りでしょうか??
ワイパーを作動させたら配線が焼けてしまい、その配線に束ねられてたクーラー配線回路まで溶けてしまった模様です。
焼けたところの写真はありませんが、焼けてしまい内部の銅線がむき出し状態でした。
他では修理できないと言われたらしく話が来ましたが、出来るかできないかはやる気の問題だけでした。
理解できてれば誰でもできる配線です。
解読するのには焼けてしまってるので少々時間はかかりますが、回路の制御に関する問題もありました。
クーラー用の電動ファンが2つあるのに、水温がヒート時に作動する電動ファンは1つしかなく個別に回っているという状況でお互いによくない回路でした。
冷やすためにあるのにあまり効果を発揮しない状態で、なぜ同時に2つ回さないのかな?でした。
が、理由がありました。
制御電源をコントロールするリレーが2つあり連動してないことでしたが、冷却水側では手動ボタンがありボタンで制御なんですが、この配線の制御の電源が+制御ではなく-制御で、この2つのリレー制御は制御電源が逆であり同時には不可能でした。
でもこれは考え方次第で、リレーを個別に使う必要はありません、そんなに電気は食いません。
しかし、クーラー側のファン制御電源と、冷却水側では同じ回路にはなりません。
やるとすれば手動側のボタンを-制御から、イグニッション電源を別で引き直して+制御にしてやれば
済む話ですが見た感じ手間がかかりそうなため、そのままの逆制御で2つのファンを制御することにしました。
考え方の問題で、ダイオードをかませれば制御できます。
技術的な話なので極秘といたします(大した技術ではありません)シンプルに考えれば解決します。
とこんな感じで回路を制御し直して、オーバーヒートとクーラーコンデンサーの冷却と制御電源に負担をかけないという回路にしました。
ついでに点火系統も配線おまけで整理しておきましたが、この車回転が上がると吹け上がりにくく何か問題があります。
おそらく、コイルに抵抗をかましてあったので、それが直6気筒にはダメなのかな?と判断しましたが、その辺はやらなくていいと言われたので放置しました。
きちっとした調整をしてれば良い車になりますのできちっとした測定などをすることが重要かと思います。
配線が燃えた原因は、ワイパーを作動させてしばらくしたら焼けたそうです。
かなりの時間この車体は放置してあったようで、機械としての作動部分が固着していたのでしょうね。
中古に交換モータも分解して洗浄組み直ししておきました、これで心配なく走れるでしょう。
ワイパーとクーラーだけは。