テスト走行時にどうしても007のように煙幕を出しつづけ、オイル入れ過ぎかなー?と思いながらしょうがない、どのようなときに多く出るか確認しようとテスト。
結果は、いつでも出てるでした。
エンジン切り、点検中
何かの漏れる音が、、、、シュー――――と。
そして、オイル漏れもロッカーアーム点検口から。
あーあー、エンジン終わりだなー、
ブロツク部分からブローバイ抜きは出てるしーー、
それでもまかなえないと言うことは、ピストンリングの摩耗か?シリンダーの摩耗でしょう。
吹き抜けガスがブロック内にたまり、さらにヘッドまで上がってきて逃げ場を探して、ロッカーメンテナンスホールふたのガスケットから漏れてるシュー―でした。
大きな穴をあけてもいいのですが、本題のトラブルはピストンリングからの吹き抜け、この空気を逃がすためには内径6ミリの穴があれば十分です。
材料がなかったので、写真の8ミリスタッドボルトを加工。
ふた部分にはぎりぎりでロッカーアームがストロークするので、あまり突き出せません。
ノーマルの面と同じくらいにコンパクトに作らなくてはいけないので、多少は苦労しました。
20分ほどで完成
効果はありました、漏れが収まりましたが、本題の元は解決してません。
後は本人がやるでしょう。
このエンジンは、バルブの当たり面にカーボンで摩耗が多いですので、バルブシートカットと、ヘッドの面研磨をしたほうが良いと思います。
ガソリンも最近は高いし、無駄なガソリンの消費は内燃機関に燃えカスでのトラブルにつながります。
機械は壊れる前80パーセントで修理してください。
90パーセントまで行くと、修理が不可能になる可能性があります。
異音がしたら、いつもと違う変な感じがしたらすぐに確認しましょう。