写真を見てもわかりにくいのですがクランクシャフトのカムギヤのクランク側という部品です
金色はディストリビューターのギヤです
どんな加工をしてるかは写真を見比べたらわかります。
まあまあ見えにくいですが、まあまあ削りました。
加工は、ギヤの角なんですこれを削るとかなり抵抗が減ります。
エンジンは体感できませんが、ミッションは体感できます。
過去にミニですが、加工しなくて良いと言われましたが、実験で3,4速のみ黙って加工したらやはりバレました。
あまりに違いが出て1,2速のはいりが悪く感じてしまうくらいでした。
カムギヤクランク側だけでも1時間はかかります。
クランクはメタルも加工します。
本人には早く完成させるために手抜きしますと言ってますが、まあまあ加工してます。
こんな見えない加工してるのが分かる結果が出るのは何年後でしょうか?
エンジンオイルの寿命にもつながります
ディストリビューターギヤなんかは安定的にギヤが回りやすくなるので抵抗が減り、点火にも影響が出るでしょうか?
こんな感じで細かな面取りは今のところ全組立エンジンでやってます。
機械を100パーセントに動かすためには細かな部品の動きにまで工夫と精度が必要です。
回ればいいんだとか、使えれば良いとかいう人に限って文句言いますねー。
機械は延命措置というメンテナンスです。
メンテナンス、摩耗というのは絶対です。
この摩耗を減らすには細かな加工の角部分が潤滑オイルの膜切れの問題になります。
オイル膜切れを起こすとなると摩耗になります
摩耗すると発熱になります。
発熱、膨張、回転抵抗、ロスになる。
この前言われましたが、使えればいい。
それならガタガタ音がしても中古エンジンで良いのではないでしょうか。
オイル交換はしなくて良いんではないでしょうか。
そのようはこという方に相手する時間はもったいないので、別のできる所に行ったほうが良いと思います。
腐っても魚です
新鮮でも魚です
なぜ日本人が良いものを作るか、出来るか、目先の物で良いなら、形が似てれば良いなら安く買える中国製でいいじゃないですか
このような考えが日本の製品レベルを下げるんです
レベルが下がれば給料にも繋がる。
そうなると趣味にも金が回らない。
楽しくない人生。
何をするために稼いでいるのかを忘れがちな方々、気が付いてみてはいかがでしょうか?
物事を変えるというのは細かな変化の集まりです。
道路路面が滑らかなら車もスムーズに速く走れます、
そうなると新鮮な魚が食べられます
小さな路面の抵抗になる凸凹が美味しい魚につながる。
こんな事想像してますか?
人間社会も、機械も小さなことで変わります。
夫婦関係も、友達関係も同じでしょうー。
小さな抵抗、大事になる。