ガス漏れ発見です。
コンデンサーでした。
それも、一番上の部分でした。
コンデンサーに、エアー導入板が下についいてそれにヒットして、その位置に固定されてしまいボディーとの干渉でした。
しかし、他にも理由が、、、
冷えるわけないじゃん、
コンデンサーの冷却ファンの回転方向が逆でした
多分、取り付けた人か、車高調整の部品を溶接して付けた人か、どちらかでした
今まではクーラー効いてたんだろうか??
ご丁寧に、配線を輪にしてはんだで固めてねじが通るようにしてありました
輪っかになった端子をかしめてそこをはんだして使えば簡単なのにーー。
車高調整ビームに加工した人もファンシュラウドが当たると思い切りすぎていて、そこからコンデンサー冷却吸い込みエアーを
吸い込んでしまい、コンデンサーから吸わないということになってました。
コンデンサー冷却温度は50から65℃に冷やさないとクーラーは効きません。
温度が高すぎると、圧力差と気化現象が発生しないのです。
ということで、
コンデンサー穴埋め、
干渉しないように固定位置の変更、
ファンの配線修正
ファンシュラウドとコンデンサーの隙間が開かないように取付部を切り取り、隙間3ミリまで接近溶接加工
ファンの位置も修正溶接移動
取り付けて、冷却の排気エアーを2度吸いしてないか点検、アルミテープで塞ぎ
室内冷却風温度測定、16.8℃、ちょっとヌルイカナ??
まあ、走行すればもう少し冷えるからいいか。
完成。
しかし、電話がかかってきた。
発熱が大きく、エンジンオイルの温度が上がりすぎていると
オイルの焼けるにおいと、煙が出ていたそうです
さらに、ノッキング(燃焼室内の温度が上がりすぎていて点火する前に勝手に燃えてしまう異常燃焼)
エアコン切ると治ったようで、
エアコンコンプレッサーが回転抵抗となり、エンジンが無理をしてるようです。
この現象は、エンジンのピストン、バルブ辺りを交換修正してきちっとした圧縮を出せば治ります
もちろんオイルクーラーも大きいのにして完全に冷やさなくてはいけません
エアコンコンプレッサーは15馬力くらいエンジンパワーをロスすると聞いてます
この現象はこれで、3台目です
人間で言うと、空腹で、さらにマラソンしてへとへとなのに自転車2人乗りしろと言われ、
さらに、乗せる人間の体重は120キロほど
重いですよねー
過積載もこの現象とおなじです、無理するとヒートします
負担の無いように、80パーセントで使うのが機械ですねー。
そうすれば長持ちして修理も少なく定期メンテで済みます。
まだまだ暑さは続くのですかねーー。