バナゴンだけではありませんですが、ベンツ、BMWバイクとかも修理したことありますが 、共通してある症状が内部のグリスの劣化で油分が抜けてカリカリになりグリスが抵抗になりギヤが噛み合い位置からずれて滑る、シャフト圧入が抜ける、スパイラルギヤが割れる、が原因です。
滑るギヤは距離計の1km単位の部分のアルミのギヤです。
これが重くなりシャフトがアルミギヤの圧入が抜けて 空転してしまいます。
前段階症状は、数字がずれてるとか、距離計数字が上がる時に振動が出て数字が揺れます。
そもそもの抜ける力が発生してるところがあり、これがギヤを抜いてしまったりします
この白いギヤがだいたい抜けてます。
打ち込んだらなおりますが、グリスが問題です、
なので分解は確定ですが、針が抜けないメータが多数で分解は針の破損になり難しい分解になります。
このメーターは、デジタル時計がキーオンで消えて、キーオフで作動表示されます。
原因はフィルムハーネスの断線、ショートでした。
一部溶けていて、切れてます。
これを修理。
細かい内線を上にのせ、はんだで接続。
注意点は、思った以上にはんだ付きません。
そんな時にはフラックス塗りはんだします。
しかし、問題のフィルム配線を封印するのが問題です。
内部で剥げていたりするので、小さな穴を空けて接着剤を流しますが、乾かないので、それなりの方法が必要です。
単純に打ち込むだけではまた抜けます。
なので、内径をニッパーで、わずかに縮めます。
0、01mmと言う表現な感じです、が縮めすぎると入らず、圧入時に軸側のプラスチックが割れます。
そうなると、抜けてるスパイラルギヤ側は 、
後は、各所のグリスですね。
だいたい3時間くらいかかります。
早ければ40分までの程度です 。
いろいろが割れやすく注意ですね。
参考になれば幸いです。