この時代に6V車両ですが、それがまた。

ある日電話が鳴り、はーい、

車のセルが回らない、セルモーター交換、スイッチ交換してもかからない。

たまにかかるが、切ると回らない時がある。

6ボルトなんですけど、、。

久しぶりの59年ビートル6ボルト車両。

積載車で取りに行き、積み込みは手押し。

まあ車体は軽いから簡単でした。

帰ってきて、やはりせるはまわらなかった。

カチンとも言わない、症状からして電気が来てないなー。

セルに直結、回るなー。

キースイッチ通電テスト、電圧測定。

通電、電圧あるなー、しかし、、、

セルオンではモーター側で電気が出ない?

スイッチ側でも電圧あるが低い。

これは、末端で接触不良だろうと端子を交換。

15分くらいで診断、修理終了。

たまたま本人から電話がなり説明。

6ボルトは古い配線だからダメと思う人が多いが、意外と使えます。

しかし、腐食が多くて接触不良が多いから使えるか判断が難しいかもしれません。

さらに、このオーナーさんはリレーをつけてくれと言いだし、この人はわかってるなーと感じました。

先を考えるとやはり原因はスイッチの接触不良にアリだったから先行対策は正解です。

じゃあーと勝手にだがイグニッションも点検したら配線に焼けがあり対策でリレー化しました。

これに関しては作業は事後報告だったので、3分の1の値段で作業しました。

他、ヘッドライトフューズボックスも接触不良対策もしておきました。

写真には、スイッチの裏が写ってますが、平端子の刺さる部分に点々と焼けた跡があります。

これが回らなかった1つの原因です。

他にも常時電源が一番に入るヘッドライトスイッチ端子にもありました。

電気が足りなくて焼けることもあります。