北陸道でななめ前を走る白いパジェロ。
2人乗車してましたが、目の前で突然エンジン下あたりから白煙。。
運転手は路肩に止めて確認してましたが、ラジエーターか?三菱によくあるエンジンブロ―??
想像したのは、オイル不足によるコンロッドメタル焼けでエンジンブロックをコンロッドが折れて貫通??
こんな事件が日産パオで過去にありました
原因はオイル交換して無く不足してるのに高速道路を走り、内部の潤滑不足が発生して中身がバラバラに。
エンジン交換で完了しましたが、原因は??なぜ??
最近エンジンオイルは5000キロとみんな思ってますが、これがジャブのように効いてくるんです。
真っ黒いオイルはエンジン内部壁面にまとわりつきネバネバに、そこにさらにねばねばになり層になります。
これがエンジンのクリアランス部分まで浸透するとおいるが入りにくくなり潤滑不足を起こします。
こうなるともう治りません、オイルパンをめくるとすごい状態です。
セレナであったのは、オイルがあるのにオイルランプが点く。
オイル交換して500キロくらいは走るそうです、しかししばらくするとまた点くでした。
原因はオイル交換をしなかったせいでカリカリねばねばのオイルがオイルストレーナー(吸い口)につまりすえなくなるでした。
最近はとくに軽自動車でも多いです。
自己解釈なんですが、最近のエンジンはかなり精度があります、だからすり減らすために言い訳として精度が上がりオイルは昔は3000キロと言われてましたが5000キロ使えます。
内部はすり減りと、真っ黒汚れですごいことになってるのにーーー。
現行エブリーのオーナーがディーラーさんでオイル交換をしたらしいのですが、エンジンに熱が入ると加速に重みを感じるオイルだった。
ここのオイルとは全然違うと言い交換してくれと言ってました。
デイーラーさんのほうが安いからディーラーで良いじゃんと言うと、交換してーーーでした。
そもそもオイルのグレードが違うんでしょうね、利益を上げるか機械を機械として動かすためのオイルを供給するかでしょうねー、ここが問題です。
良いオイルは原価も高いです、いろんな経験をしてきましたからいえるんですが国産オイルメーカーはベースオイルが悪いです。
オイル成分の分子の強度が熱に弱いのでしょうね。
後は制御してる水温も関係してます。100度なのか?80度なのか?70度制御なのか?これでオイルもほぼ比例して同じか上昇数値になります。
当方で使用オイルは車両におおじてと、運転者におおじてブレンドしてます。
1度基準オイルで走ってもらい、その使用後の質でどんな走りをしてるかを考え強度あるオイルをブレンドします。
国産ならすぐにわかります、少し重いねーとか、今回は軽いねーとか。
それはその人にマッチしたブレンドになってないか、こちらの判断で初めは硬く後半で性能出るようにしてるか、外気温で合わせてるかでいろいろ言われます。
個人的な考え方ですが初期は重く、皆が不利になる後半を有利に軽く回転させれれば燃費が上がるからとこんな考え方でブレンドしてます。
使用距離限界も10から30パーセントくらい過ぎても使えるようにしてます。
普通の人間そんなにきちんと交換管理できません。
オイル交換は質がいいのを使ってるためお金がかかります、しかし利益は1L100円程度しかありませんほとんどボランティアです。
でもこれで長年やってるので良いです、皆さんが楽しく走ってればいいと考えてます。
オイルやさんも消費が増えればいいでしょー、誰もが損をしないこんな循環経済で継続で良いんじゃないですかねー。
ところで、パジェロは故障したエンジン、どこまで積載車で帰るんでしょうか??それを心配しながらミラーで見てました。
1つ皆さんに注意です。
このパジェロの運転手、普通にドアを開けて走行側の右側からエンジン側に回ってましたが、これは危険ですので後方を注意しながら行動してください
さらに、三角標識がないと高速道路では違反になりますので必ず三角と発煙筒を携帯してください。