写真は空冷ワーゲンですが、よく見るとバルブの頭部の平らな面がくぼんでるの解りますか?
原因は、長期間クリアランス調整をしなくてハンマーの様に動作していた事が写真の原因と思いますが、何回か見たのはステンレスバルブに交換したもので、材質が柔らかく摩耗した原因もありました。
原因の調整はここにシックネスゲージと言う薄い金属板を挟んで、調整ねじで調整するのですが、へこんでるのでゲージの厚みのクリアランスに調整できません
調整方法は、シックネスゲージをネジとバルブの隙間挟み軽くねじを締めこみ、シックネスゲージを軽く引っ張りながら調整ねじを緩めていくと、すっとゲージが抜けるネジの位置のところがあります。
そこでネジを締め付け固定します。
ホンダ車や、スバルはこの同じ構造を最近まで使ってるエンジンがあります。
もちろんほかのメーカー、車体もありますが同じ方法が簡単かと思います。
本当に合わすなら、全開走行してきてすぐにヘッドカバーを開けて熱い状態で調整がおすすめです。
鈴鹿でのシビックレースの時は、走行終わり10分後には調整してましたが、かなり熱いのでやけどは覚悟でやってました。
高度な調整、管理は、
熱が必要ですね。