テスト走行も終わり何とか形としては間に合いましたが、しかし、まだ不満が。
フューエルポンプの吐出量が足りないのかアクセルを踏み込むとしばらくすると息をつく、しかし、踏み込み量を少なくい加速すると走る、ポンプだな―――。
もう一つは、ハ―ストタイプクイックシフトがとても入りにくい、シフターについてるリターンスプリングの硬さが硬過ぎてシフトしにくい。
もう少し考えて作ればいいのにな~と思いながら、このタイプでおなじみのリベットはずれの対策で4個のリベットのうち2個対角線をはずしてボルトへ交換、リベットが走行中によく外れるんですよね、多分原因はシフターについてスプリングが硬過ぎて動かしてる時に無理するんでしょうね、負担がかかりリベットが飛んでしまいレバーが外れるだと思います。
ワーゲン部品は新品だから安心と思ってはいけません、必ず点検をしてください、ミッションなどはりビルトだからと言ってそのまま組み付けないようにしてください、せめてデフだけは外してベアリングを確認してください、たまにガリガリのベアリングでも中古そのまま使ってます。
いろいろしてるとこんな時間までかかります、ここ2週間は5時間睡眠、だからといって手抜きはできません、オーナーさんが楽しみに待ってるので安心できるものを作りたいですね。
こういう車(趣味の車)をいじってると良く感じることがあります、オーナーさんたちは車とともに人生を過ごしている、車は道具なのですが、道具ではない、子どもというより車が友達のようになってる、オーナーさんたちは車がないと何かが違ういきいきしてないですね、車が元気だとオーナーさんも元気みたいですね。
古い車などは作業よりいろいろ考えて計画を立てるのに時間がかかります、いざ作業をしてみるとここもダメかーとかなどなど、見て見ぬふりはできないのでどんどん時間がかかるんですよねー。
こんな時間まで作業ができるのは、いい車になったらオーナーさんがどんな顔をするだろうかとか思うと気合が入りますねー。
そのあとにお金が付いてくる感じですね。
これからも失敗はするかもしれませんが、いい作品(車)を造り続けたいですね。
少し燃えすぎたのか、持病の腰椎分離症が発生、腰痛です、痛くてなかなか立ち上がれません。
この仕事もいつまでできるんだろうかなーーー。
さあー、家に帰って寝ますー。