おはつ作業です。

実際には初めてではありませんが、ベンツ300EのATのオーバーホールをしました。

症状は、バック変速時の衝撃と前進時に反応が遅いです。
原因はバックのディスクの剥離と前進側のドラムの回転制御するブレーキバンドの磨耗です。

ブレーキバンドはベンツは1つ60000円します、これが2ついります、が減ってはいるけど、交換するほど減ってなかったため、バンドを制御するシャフトの長さを調整してクリアランスを調整しました、調べたらシャフトには8種類0.8ミリずつ長さがあり、それを全部買い計測しながらでもいいんですが、今回はシャフトを溶接肉盛して切削延長して、長さを調整しながら組み付けました。

実働しないオートマはばらして構造を見たことあるんですが、実動車のは初めてで、少し緊張しましたが成功です。

理解さえすれば簡単な物でした、さらに、指定クリアランスを無視して少しチューニングしました、変速時のスムーズさが出ました、
新品部品だとバンドが正円であり、当たりの付いた楕円化したバンドではそんなにいらないと判断しました。

機械は実働状態では正確に作動しますが、一度ばらしてしまうとなぜか不作動になる事があります、多分ピストンなどの位置が少しずれたりして、油圧が抜けたりしてしまうんでしょうね。

作動不良が出だした距離を走ったミッションはオイル交換はあまりしないほうがいいといいますが、それは間違いかなと思います。
確かに、削れたカスなどがあることでクリアランスなどが保たれる事はありますが、そのカスで磨耗を促進させる事もあります。
オートマオイルは2から3万キロとかいいますが、1万キロくらいまでがいいのかなと思います。

エンジンオイルは5000キロは持ちません、3000㌔までです、添加剤は進化しても、ベースになるオイルが進化していないため、エンジン自体のクリアランスが狭くなったとはいえ、実験しましたが無理と思います。